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William SubergライターAllen Scott監修編集者

ビットコイン急騰に騙されるな 7万ドル目前でも市場が怯える「2022年暴落」の再来

マーケット公開日2026年7月13日

ビットコインは7月に約10%上昇し、2022年以来の好調な7月相場となっている。しかし市場関係者の視線は冷ややかだ。過去の弱気相場と同じ道をたどるなら、8月以降に再び下落が始まり、年末にかけて底値を探る展開になる可能性がある。

ビットコイン(BTC)は2022年以来、最も好調な7月を迎えている。だが、その裏側でアナリストたちは「むしろ弱気相場の典型的な動きだ」と警鐘を鳴らしている。

アナリスト「7月後半は上げるが、その後に反転も」

コイングラスのデータによれば、BTC/USDは7月に9.5%上昇しており、7月としては4年ぶりの好成績となっている

ビットコインが前回ベア相場にあった2022年も、7月は約17%高で終えた。その前月に38%もの大幅下落を記録していたことを考えれば、当時も「底打ちか」と市場は色めき立った。

だが、現実は甘くなかった。8月にBTC/USDは約14%下落し、さらに9月にも3%安となった。つまり、7月の反発を「強気相場の再開」と見るのは早計だったのである。

今回も市場参加者は、短期的な上昇に慎重な姿勢を崩していない。

「BTCはこれまでのところ、7月の平均的なパフォーマンスにかなり沿った動きになっている。ただし、もちろんまだ序盤だ」

トレーダーのダーン・クリプト・トレーズは土曜日、コイングラスのデータに触れながらXでこうコメントした

同氏は、強気相場まで含めても、第3四半期はビットコインにとって最も弱い四半期だと指摘する。平均上昇率はわずか6%にとどまるという。

「これは夏場の市場が閑散とし、流動性や出来高が低下することと大きく関係している」

BTC/USD monthly returns (screenshot). Source: CoinGlass

2026年の値動きは「過去のベア相場そっくり」

季節性を警戒しているのは、トレーダー兼アナリストのレクト・キャピタルも同じだ。同氏は、2026年のビットコイン価格の動きが、過去のベア相場とかなり似通っていると見ている。

「歴史が繰り返すなら、7月後半にかけてビットコインは勢いを増し、夏のリリーフラリーに入る可能性が高い」

レクト・キャピタルは今週、Xのフォロワーにこう述べた

BTC/USD one-month chart. Source: Rekt Capital/X

ただし、これは決して楽観論ではない。コインテレグラフが報じたように、同氏は8月に7月の上昇分が帳消しになる可能性を見ている。その後、年後半にかけて典型的なベア相場の底打ち局面に向かうという見立てだ。

7月反発の目標は7万ドル、約1,134万円

一方で、他の市場参加者は7月後半の上値目標を探り始めている。なかでも7万ドル(約1,134万円)は、広く意識される水準となっている。

ハウス・オブ・クリプトのユーチューブチャンネルを運営するピーター・アンソニーは、日足チャートを分析しながら「今後数日間は興味深い展開になる」と予想した。

別のトレーダーは、6万7,000ドル〜7万3,000ドル(約1,086万〜1,183万円)の領域をショートエントリーの候補として見ている。同氏もまた、「7月は強気、その後8月から第4四半期までは弱気」とのシナリオを描いている。

ダーン・クリプト・トレーズは、こう結論づけた。

「BTCにとって本当のボラティリティが起きるのは第4四半期だ。上にも下にも大きく動く」

「今年も同じ展開になるのだろうか」

コインテレグラフは以前、複数のオンチェーン指標が4年ぶりにベア相場の底打ちシグナルを点灯させていると報じている。

一方で、全体的な需要については、回復の兆しが一部に見られるにとどまっている。

この記事はCointelegraphの編集方針に従って作成されており、情報提供のみを目的としています。投資アドバイスや推奨を構成するものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴います。読者は独自に調査を行うことを推奨します。

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