ビットコイン(BTC)の持ち合い相場は4週目に入り、価格は7万4000ドルでサポートを見つける一方、7万8000〜8万ドルのレンジで上値抵抗に直面している。ハイブロックのアナリストによると、日中の7万8164ドルへの上昇は、「以前にロングポジションを開いていたものの含み損状態だった投資家が、損益分岐点で撤退した可能性が高い」水準に達したという。

BTC/USDT net positions heatmap. Source: Hyblock
ハイブロックは次のように付け加えた。
「また、利益が出ていたショート勢も、損失回避のために『損益分岐点』で決済した可能性が高い。したがって、これは『心理的』水準である」
日中の価格変動中に発生した清算と、流動性が現在どのようにBTC価格を引き寄せる磁石として機能しているかについて、ハイブロックは2つのクラスターを特定した。
「最も明るいクラスター(大量の潜在的流動性が存在する場所)であり、最も速く、かつ最近になって流動性が積み上がっているのは7万5675〜7万5700ドル付近である」

BTC/USDT liquidation heatmap. Source: Hyblock
ビットコインが7万8000ドル超を維持できない状況にもかかわらず、ブロックストリームCEOのアダム・バック氏は、時間加重平均価格(TWAP)手法を用いて、あるビットコイン大口保有者が過去8日半にわたり、1日当たり450BTCの「割安なビットコイン」を「吸い上げている」と投稿した。

Bitfinex Bitcoin whale TWAP data. Source: Adam Back / X
以下チャートが示す通り、この日の値動きは典型的な先物主導型の下落局面を表している。デリバティブ市場での売りがBTC価格に圧力をかける一方、現物市場の買い手が売りの一部を吸収している。
これにより、売り手による下押し圧力は和らげられ、ビットコインの7万4000ドルサポートが強化されている。
現在、板情報の厚みデータ(2.5〜5%の深さ)によると、7万7700ドル付近から売り手が存在しており、売り注文は7万8000〜8万ドルにかけて厚みを増している。これは、ビットコインが今後もこの価格帯で抵抗に直面し続ける可能性を示唆している。

BTC/USDT spot and perps cumulative volume delta. Source: TRDR.io
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