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Stephen Katte
執筆者:Stephen Katteスタッフライター
Felix Ng
校閲:Felix Ngスタッフ編集者

仏空港の気温データ異常で不正疑惑 ポリマーケットで約3万7000ドルの利益

仏空港の気温データ異常で不正疑惑 ポリマーケットで約3万7000ドルの利益
ニュース

フランスの主要空港に設置された気象観測所の異常な気温データを巡り、予測市場ポリマーケットで約3万7000ドルの利益を得た2つのアカウントに疑惑が浮上している。

問題となったのは、4月6日と15日のパリの最高気温を予測する市場で、シャルル・ド・ゴール空港の観測所で記録された摂氏温度が基準として使用された。

フランスメディアのBFMTVは月曜日、4月6日に気温が突如21度を超えた後、すぐに低下したと報じた。この結果、市場は決着し、勝者は1万6000ドル獲得した

一方、ブロックチェーン分析ツールのバブルマップスも、4月15日の市場で同様の異常を報告した。この日はほとんどの時間で18度を示していたが、突然22度まで上昇し、その後すぐに元に戻った。

こうした動きから、不正の可能性を指摘する声が上がっている。予測市場を巡ってはすでにインサイダー取引や賭博規制違反の疑いで監視が強まっている状況だ。

「この気温急騰は近隣の観測所では確認されなかった」とバブルマップスの分析担当者は指摘。「急上昇の直前、あるトレーダーが『18°C』のNO株を買い始め、その後2万1000ドルの利益を得て退出した」と説明した。

Source: Bubble Maps

気象学者のルーベン・ハラリ氏はBFMTVに対し、この気温の異常は自然現象である可能性は低いと述べ、現地での改ざんの可能性に言及した。

「このような気温変動は極めて起こりにくく、特に今回のような短時間での変化は不自然だ。センサーの仕組みに精通した人物が介入し、適切なタイミングで気温を2度上昇させ、賭けを成立させた可能性も考えられる」と述べた。

フランスの公式気象機関であるメテオ・フランスは、自動データ処理システムの運用が改ざんされた疑いがあるとして、警察当局に被害届を提出したと報じられている。

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