ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(Bitmine Immersion Technologies)は月曜日、過去1週間で71,524 ETHを購入し、総保有量が約487万トークンに達したと発表した。
同社によれば、このポジションは約1億2,070万トークンの発行済み総数に基づくと、イーサリアム(ETH)総供給量の約4.04%に相当する。同社は世界供給量の最大5%を取得するという目標を引き続き追求している。なお、同社のバランスシートには198 BTCと約7億1,900万ドルの現金も含まれている。
ビットマインは、今回の購入が2026年12月以来、最も速い週次ペースでのイーサリアム蓄積であったと述べている。
CoinGeckoのデータによると、ビットマインはイーサリアムを財務資産として保有する企業の中で、2位のシャープリンク(SharpLink:約86万8,699 ETH)や3位のエーテル・マシン(The Ether Machine:49万6,712 ETH)を大きく引き離し、世界最大となっている。
また、過去30日間でイーサリアムの保有量を増やした数少ない企業の1つでもある。データセット内で他に買い増しを行ったのはエクソダス・ムーブメント(Exodus Movement)のみで、17 ETHを追加して計1,857 ETHとなった。
トム・リー会長は、ウォール街でのトークン化活動に伴う需要や、AIシステムによるパブリック・ブロックチェーンの利用拡大を背景に、イーサリアムがここ数週間で伝統的資産をアウトパフォームしていると指摘した。CoinGeckoのデータによれば、イーサリアムは過去1ヶ月で約7%上昇しており、年初来の騰落率をマイナス25%程度まで戻している。
保有資産の一部は同社の自社プラットフォーム「MAVAN」を通じてステーキングされており、現在約333万 ETHが運用されている。直近の利回りに基づくと、年間報酬は約3億1,000万ドルに達する見込みだ。
今回の発表は、ビットマインが4月9日にNYSEアメリカンからニューヨーク証券取引所(NYSE)へアップリスト(上場市場の格上げ)を果たした直後に行われた。この動きは通常、より厳格な上場基準への適合と、機関投資家資本への広範なアクセスを意味する。

大半の企業が停滞・売却する中、ストラテジー社も購入
ここ数日で買いに動いたのはビットマインだけではない。ストラテジー(Strategy)社も月曜日、大規模なビットコインの蓄積を公表し、総保有量は80万 BTCに迫っている。
世界最大のビットコイン保有公開企業である同社は、4月6日から12日の間に10億ドルで13,927 BTCを取得した。平均取得価格は1枚あたり71,902ドルで、同社全体の平均単価である75,577ドルを下回っている。現在、ストラテジー社は計780,897 BTC(取得総額590億2,000万ドル)を保有しており、80万枚の大台まで残り19,000枚強となっている。
過去30日間のビットコイン財務活動を見ると、蓄積派と売却派で明暗が分かれている。ストラテジー社が42,166 BTCを追加して買いを牽引し、日本のメタプラネット(Metaplanet)も5,075 BTCを積み増した。また、ストライブ(Strive)などの企業も430 BTCを小規模に追加している。

対照的に、売却の主体となっているのはビットコインマイナーである。MARAホールディングスが15,133 BTCを放出したほか、ライオット・プラットフォームズ(Riot Platforms)も保有量を2,325 BTC減少させた。

