ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは、イーサリアム(ETH)の買い増しを5週連続で継続し、2026年最大となる週間購入として7万1179ETHを取得した。
ビットマインの発表によれば、今回の約1億4700万ドルの購入は、これまでの週間平均9300万〜1億300万ドルから大幅な増加となる。
先週、ビットマインのリー氏はイーサリアムが「ミニ仮想通貨の冬の最終局面」にあると指摘しており、ここ数週間にわたる積極的な買いの背景として挙げている。3月の過去4回の購入では、合計23万8244ETHを取得している。
「過去4週間にわたりETHの購入ペースを引き上げてきた。当社の基本シナリオは、ETHがミニ仮想通貨の冬の最終段階にあるというものだ」とリー氏は月曜に述べた。
原油リスクが後退すれば市場回復へ
仮想通貨市場は昨年10月の急落以降、ボラティリティの高い状態が続いている。中東情勢の緊張を背景に、仮想通貨上場投資商品の資金流入が鈍化するなど、機関投資家の勢いにも減速の兆しが見られる。
一方でリー氏は、原油市場のリスクが低下すれば仮想通貨市場に回復の兆しが見える可能性があると指摘した。
「原油に対する仮想通貨および株式の逆相関は強まっており、過去1年で最高水準に達している」と述べた。

さらに「株式市場が原油価格の将来見通しに安心感を持てるようになるまでは、原油高は株式と仮想通貨の逆風となる。そして、原油価格の上昇リスクがピークを迎えたとき、仮想通貨の冬は終わる可能性が高い」と説明した。
イーサリアム保有企業で突出
StrategicEthReserveのデータによると、大規模なイーサリアム保有企業は67社確認されており、その中でビットマインが圧倒的な首位に立っている。
2位はシャープリンクで86万3000ETH、3位はイーサ・マシーンで49万6000ETHを保有している。
上位3社のうち、今年に入って購入を公表しているのはビットマインのみである。
シャープリンクは12月に3600ETHを購入したのが最後であり、イーサ・マシンも10月の1400ETH取得以降、購入を行っていない。
ビットコインはストラテジーが需要を独占
一方、クリプトクオントによると、ビットコインの企業保有においても同様の集中傾向が見られる。
同社のアナリストは水曜日、マイケル・セイラー氏のストラテジーが過去30日間のビットコイン需要のほぼ唯一の牽引役となっていると指摘した。
ストラテジー以外の企業による購入は過去30日で約1000BTCにとどまり、ピーク時から99%減少した一方、ストラテジーは同期間に4万5000BTCを取得した。
同社は現在も最大の仮想通貨保有上場企業であり、日曜日時点で76万2099BTCを保有し、その価値は510億ドルを超えている。
ただし同社は直近で定期的な購入を一時停止しており、セイラー氏は3月23日から29日にかけて米証券取引委員会(SEC)への購入報告がなかったことを明らかにしている。

