米国上場の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)は月曜日、ビットコインが7万4000ドルを上回って急騰したにもかかわらず、資金流出を記録した。
SoSoValueのデータによると、ビットコインETFは月曜日に2億9100万ドルの流出を記録し、3月27日以来で最大の1日流出となった。
売りの大部分はフィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)から発生し、ファーサイドのデータによれば、2億2900万ドルの流出となった。
ビットコインが月曜日に約5%上昇し、4週間ぶりの高値である7万5000ドル近辺に達する中、今回の流出は、これまで比較的堅調だった米国ビットコインETFの流れを中断する形となった。ただし弱さはグループ全体に広がったものではなく、一部ファンドに集中していた。
この乖離は慎重なポジショニングを示唆している可能性があり、市場全体のセンチメントは依然として弱気にとどまっている。一部のアナリストは持続的な上昇の前にビットコインが5万ドルまで下落する可能性を指摘している。
ブラックロックは4日連続の資金流入
ETF全体の純流出がマイナスに転じたにもかかわらず、ここ数日で資金流入を維持するファンドも存在する。
ブラックロックは月曜日に約3500万ドルの流入を記録し、4日連続の流入を達成、累計で4億8200万ドルの流入となった。

モルガン・スタンレーのビットコイン・トラストETF(MSBT)も4日連続の流入を記録したETFの1つである。同ファンドは4月8日のローンチ以降、約6800万ドルの流入を見ている。
今回のr流出により、ビットコインETFは年初来で約1億6000万ドルの純流出となり、再びマイナス圏に入った。
アルトコインETFは小幅ながら流入維持
アルトコインETFは、週初を小幅な流入でスタートし、プラス圏を維持した。
イーサリアムETFは940万ドルの流入を記録し、約1億6000万ドル規模で3日連続の流入を継続した。

XRPファンドは150万ドルの流入を記録し、ソラナ(SOL)は流入を記録しなかった。
火曜日には、恐怖強欲指数が3月19日以来初めて20を上回り、ビットコイン価格の上昇の中で投資家心理のわずかな改善を示唆した。ただし指数は21と、「極度の恐怖」領域にとどまっている。
クリプトクオントのアナリストによると、ファンダメンタルな環境が改善しつつある中でも、持続的な上昇にはデリバティブ市場への新規資金流入が必要であり、特にオープンインタレストの増加がトレンドの持続性を裏付けるために求められる。

