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Amin Haqshanas
執筆者:Amin Haqshanasスタッフライター
Bryan O'Shea
校閲:Bryan O'Sheaスタッフ編集者

ビットコインETFに週間で10億ドル流入 3カ月ぶり高水準

ビットコインETFに週間で10億ドル流入 3カ月ぶり高水準
ニュース

現物ビットコインETFは過去1週間で約10億ドルの純流入を記録し、3カ月超ぶりの強いパフォーマンスとなった。市場心理がリスク資産へ傾きつつあることを示している。

SoSoValueのデータによると、先週の現物ビットコイン(BTC)ETFの純流入額は9億9600万ドルで、1月初旬の約14億ドル以来の高水準となった。

金曜日には6億6390万ドルの流入があり、週間で最大の単日流入となった。火曜日は4億1150万ドル、水曜日は1億8600万ドル、木曜日は2600万ドルと続いた。一方で週初の月曜日は2億9100万ドルの流出だった。

Spot Bitcoin ETFs see nearly $1 billion in weekly gains. Source: SoSoValue

現物ビットコインETFの純資産総額は金曜日までに1010億ドルを超えた。取引活動も急増し、1日あたりの出来高は約48億ドルに迫った。

市場は緊張緩和を織り込み

Bitunixのアナリストによると、市場は地政学的緊張が続くかどうかではなく、どのように変化するかを織り込みつつある。特に米国とイランの関係における緊張緩和の兆しが、極端なリスクシナリオを後退させ、米ドルのような伝統的な安全資産への需要を弱めているという。

また、連邦準備制度理事会(FRB)は慎重な姿勢を維持しており、利下げ期待は依然として限定的だ。同時に、米国債需要への懸念や長期金利の高止まりが、従来の「無リスク資産」への信認を揺るがしつつある。これがドルに追加的な下押し圧力をかけ、ビットコインを含む代替資産への資金流入を後押ししている。

同社は「現在のビットコインは典型的な流動性再分配フェーズにある」と指摘。ビットコインは7万5000ドル付近に上値抵抗、7万2000ドル付近に下値支持を持つレンジ内で推移しているとした。「清算ヒートマップは、トレンド継続ではなく新たな均衡レンジの形成が進んでいることを示している」と述べた。

ホルムズ海峡再開でビットコイン上昇

金曜日、イラン外相は停戦期間中、ホルムズ海峡を商業船舶に開放すると発表し、トランプ米大統領もこれを確認した。この決定は世界有数の原油輸送ルートにおける供給混乱への懸念を和らげ、グローバル市場に即座に影響を与えた。

このニュースを受け、ビットコインは7万7000ドルを上回って上昇。一方でブレント原油先物は約10%下落し、1バレルあたり85ドル前後まで下落した。

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