仮想通貨・ビットコインのニュースサイト|コインテレグラフ ジャパン
Nancy Lubale
執筆者:Nancy Lubale元スタッフライター
Allen Scott
校閲:Allen Scottスタッフ編集者

XRPが1.40ドル回復 ボリンジャーバンドとオンチェーン指標がブレイクアウト示唆

XRPが1.40ドル回復 ボリンジャーバンドとオンチェーン指標がブレイクアウト示唆
アルトコイン

XRP(XRP)は金曜日に3%上昇し、1.40ドルを上回って取引された。複数のテクニカル指標とオンチェーン指標が「大きな」上方ブレイクの可能性を示している。

ボリンジャーバンドが「大きな」ブレイクアウトを示唆

ボリンジャーバンドは、価格モメンタムとボラティリティを一定のレンジ内で測定するためにトレーダーが用いるテクニカル指標である。このバンドが過去8か月で最も狭い水準に到達しており、近くボラティリティの拡大が起きる可能性を示している。

アナリストのThe Crypto Basic氏は木曜日のX投稿で「XRPの日足ボリンジャーバンドは2025年7月以来の最も狭い水準まで縮小している」と指摘した。

XRP/USDは2025年7月、ボリンジャーバンドの上限を突破した後、およそ60%上昇し、数年ぶりの高値となる3.66ドルに達した。

The Crypto Basic氏は「ボリンジャーバンドが狭い状態は低ボラティリティを示すことが多く、その後のブレイクは爆発的な上昇につながる可能性がある」と付け加えた。

XRP/USD 日足チャート Source: Cointelegraph/TradingView

別のアナリストは、この状況を「大きなブレイクアウトに向けた準備段階」と表現している。

アナリストのXRP Update氏は、XRP価格が「ボリンジャーバンドの収縮と安定しつつあるRSIを伴い、対称トライアングルの構造内で保ち合いを続けている」と指摘し、次のように述べた。

「このボラティリティの圧縮は、市場が大きなブレイクアウトに向けて準備している可能性を示している」

またアナリストのArthur氏は、ボリンジャーバンドが収縮するなか、日足終値が1.50ドルを上回れば「モメンタム確認になる」と述べた

XRP/USD 日足チャート Source: X/Arthur

下降ウェッジ形成、ターゲットは2.55ドル

XRPの価格は週足チャートで下降ウェッジを形成している。このパターンは長期的な下落トレンドの後に強気転換を示す構造として知られている。

2025年7月以降、価格は2本の下降トレンドラインの間で圧縮されており、下側のラインは現在1.30ドル付近の心理的水準で主要サポートとして機能している。

XRP/USD 週足チャート Source: Cointelegraph/TradingView

一方、週足の相対力指数(RSI)は売られすぎ圏から反発しており、売りモメンタムの弱まりを示している。

過去にも同様のRSI状況はXRPの強い反発に先行していた。例えば2022年7月から9月にかけて、RSIが売られすぎ圏から回復した後、XRPは最大85%上昇した。

ウェッジ上限のトレンドラインを明確に突破すれば、現在価格から78.5%上となる2.55ドル付近がパターンの強気目標として視野に入る。

取引所残高減少が上昇シナリオを後押し

取引所に保管されているXRPの量は引き続き減少しており、蓄積と長期投資家の信頼を反映している。

金曜日時点で取引所のXRP残高は128億枚まで低下し、2021年5月以来の水準となった。

取引所におけるXRP残高 Source: Glassnode

取引所残高が減ると、売却可能なXRPが少なくなるため、売り圧力は弱まる。

こうした流出は通常、大口投資家が資金をコールドウォレットへ移動させていることを示しており、短期的な売り圧力を抑え、XRPの反発可能性を高める

ただし、現物XRP上場投資信託(ETF)からの資金流出が続けば、回復は遅れる可能性がある。これらのETFは5日連続で資金流出となり、合計5080万ドルの流出となっている。

Source: SoSoValue


本記事は、投資助言または投資に関する推奨を含むものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴うため、読者は意思決定を行う際にご自身で調査を行う必要があります。正確かつ迅速な情報提供に努めていますが、Cointelegraphは本記事に含まれる情報の正確性、完全性、または信頼性を保証するものではありません。本記事には、リスクや不確実性を伴う将来予想に関する記述が含まれる場合があります。これらの情報に依拠したことにより生じた損失または損害について、Cointelegraphは一切の責任を負いません。