ファンドストラット共同創業者のトム・リー氏は、イーサリアム(ETH)について強気見通しを示し、最大3000%の上昇で6万ドルに達する可能性があると主張した。
巨大な上昇チャネルが6万ドルを示唆
リー氏は水曜日、アナリストのクリプト・パテル氏による強気見通しを共有し、今後数年でETH価格が6万ドルに達する可能性を紹介した。
この分析では、2017年以降の価格推移を規定してきた長期の上昇チャネルが示されており、上下のトレンドラインが複数の市場サイクルにおいてそれぞれ抵抗線と支持線として機能してきた。

例えば2020年には、ETHはチャネル下限から反発し、最終的に上限に向けて約5200%上昇した後にサイクルの天井を付けた。
2026年4月時点でも、ETH価格はチャネル下限付近で安定しており、1300ドルから2000ドルの範囲が「蓄積ゾーン」とされている。
パテル氏は、忍耐強い保有者にとっての「世代的な投資機会」と位置付け、2028年までに約1万5800ドル(約1000%上昇)、2030年までに6万ドル(約3150%上昇)に達する可能性を示した。
リー氏がこの見通しを共有した背景には、自身が会長を務めるイーサリアム保有企業ビットマインが2億3500万ドル相当のETHを購入し、保有残高が500万ETH(流通量の約4%)を超えたことがある。

この積極的な買い増しは同社の強気戦略を示す一方、市場変動の影響も大きく、2026年4月時点での含み損は約65億ドルに達している。
弱気シナリオも存在
一方で、ETHは2021年以降、大型の対称トライアングル内で推移しており、このパターンは上下どちらにもブレイクし得る中立的な形状とされる。2025年7月には一時的に上抜けたが失敗し、現在は再びレンジ内に戻っている。

現在の0.786フィボナッチ・リトレースメント付近(約1834ドル)に位置する下限トレンドラインを明確に割り込めば、弱気シナリオが強まることになる
このサポートラインを失えば、1.0フィボナッチ水準である約1000ドルまで下落する可能性があり、年初に複数の弱気派アナリストが指摘していた下値目標とも一致する。
この場合、ビットマインの未実現損失は約132億ドルまで拡大する可能性がある。同社の平均取得価格は約3600ドルと推定されている。
それでも長期見通しは依然として強気で、ヴァンエックやスタンダード・チャータードは、それぞれ最大2万2000ドル、4万ドルといった価格目標を示している。
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