イーサリアム(ETH)は金曜日に2000ドルを下回り、今後数週間から数カ月にわたり、より深い調整局面に入るリスクが高まっている。
トレーダーはさらなる下落を警戒
TradingViewのデータによると、ETH/USDは1975ドルで推移し、過去24時間で5%下落した。この下落に伴い、1億1100万ドル超のロングポジションが清算された。
今週初め、ETHは2200ドルのレジスタンスを突破できなかった。現物イーサリアムETFからの資金流出、分散型取引所(DEX)の取引量減少、ETH先物プレミアムの低下が回復の重しとなった。

トレーダーのオヌル氏は金曜日に「ETHは同じレジスタンスに何度も挑戦しているが、本質は価格の裏側にある」とXで述べた。
さらに「長期的なストーリーは強いものの、短期的な需要は依然として弱い」と指摘した。
アナリストのCryptoWZRD氏は、木曜日に2200ドルを下回って引けたことで、ETHが1800ドルのサポートゾーンに向けて「さらなる下落」を見せる可能性があると述べた。
また、アナリスト兼トレーダーのテッド・ピローズ氏は金曜日のX投稿で「ETHは2100ドルを下回った。これは弱さの兆候であり、今後の展開を示している」と指摘した。
付随するチャートでは、まず1800ドル付近まで下落した後に反発するシナリオが示されている。

以前の分析によると、2000ドルに位置する50日間単純移動平均線を終値で下回る場合、ETH/USDは1900ドル、さらに1850〜1750ドル帯まで下落する可能性がある。
需要指標は16カ月ぶり低水準
地政学的リスクやマクロ環境の逆風を受け、トレーダーがリスク回避姿勢を強めたことで、イーサリアムの実質需要はマイナスに転じ、2024年10月以来の低水準に落ち込んだ。
カプリオール・インベストメンツの指標によると、ETHの需要は3月3日以降マイナス圏にあり、3月16日には約マイナス5万8000ETHと16カ月ぶりの低水準を記録した。その後、執筆時点ではマイナス2万3475ETHまで回復している。

一方、現物イーサリアムETFは7日連続で純流出を記録し、合計で3億9180万ドルの資金が流出した。

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