イーサリアム(ETH)は水曜日、蓄積アドレスへの資金流入が急増し、直近で2400ドルまで上昇した後も長期的な価格見通しに対する信頼が高まっていることが示された。
蓄積アドレスに約5億9200万ドル流入
イーサリアムは1750ドルを下回る数年ぶり安値から39%回復し、投資家の信頼が回復している。
クリプトクアントのデータによると、蓄積アドレスへの日次流入は2025年半ば以降増加傾向が続き、2025年11月には過去最高の114万ETHに達した。2026年に入っても流入は拡大し、1日平均で約20万ETHとなっている。
火曜日には24万6620ETHが流入し、現在の価格で約5億9200万ドルに相当する。

蓄積アドレスとは、入金のみで出金が行われないウォレットを指す。長期保有者や機関投資家など、売買よりも積立を目的とした主体が利用しているとみられる。
この結果、長期保有者が保有するETHは過去最高の2500万ETHに達し、2026年に入ってから20.36%増加した。
こうした流入の急増は、過去の傾向からも価格上昇に先行するケースが多い。
例えば2025年6月22日には、蓄積アドレスへの日次流入が38万ETHを超え、その約30日後にETH価格は約85%上昇した。2025年11月の流入急増でも同様のラリーが確認されている。
大口投資家の動きも強気を示している。
1万〜10万ETHを保有するウォレットは、過去30日で急速に蓄積を進め、保有量は過去最高の1950万ETH超に達した。
また、10万ETH以上を保有するウォレットも、2026年に入って30%増加し、保有量は470万ETHに拡大している。

上値余地はどこまで広がるか
清算ヒートマップによると、ETHは2400ドル付近の流動性を吸収しつつあり、3000ドルや3350〜3500ドルの価格帯に大きな買い注文が控えている。
アナリストのCW8900氏は水曜日のX投稿で「ETHが2500ドルを突破すれば、3000ドルまでの上昇は比較的スムーズに進む」と指摘し、「ショートの抵抗はほとんどない」と述べた。
テクニカル面では、ETH/USDは2400ドル付近の上昇トライアングル上限の突破を試している。

日足で200日間指数平滑移動平均線(EMA、2700ドル)を上抜ければ、トライアングルの測定目標である3315ドルに向けた上昇継続が確認される。この場合、上昇率は約40%に達する。

テクニカルアナリストのXフォースグローバル氏は、イーサリアムが長期的な底打ちを終えた可能性を指摘し、エリオット波動分析に基づき2600〜2700ドルの抵抗突破後に3500ドルまで上昇する可能性を示した。

テクニカル分析によると、2600〜2700ドルを終値で上抜ければトレンド転換が確認され、ETH/USDは3000ドル台に向けた上昇が視野に入る。
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