分散型取引所アグリゲーターのCoW Swapは、未知の第三者によってドメインが乗っ取られたことを受け、ユーザーに対しウェブサイトの使用を控えるよう呼びかけている。
火曜日のXへの投稿で、CoW Swapを運営する自律分散型組織(DAO)は、ウェブサイトが「DNS(ドメイン・ネーム・システム)乗っ取り」に遭い、バックエンドとAPIを停止したと発表した。フロントエンドのエクスプロイト(脆弱性を突いた攻撃)は、ウェブサイト(http://swap.cow.fi)を通じて行われており、本稿執筆時点でも継続中である。
CoW Swapは、「現在、状況の解決に向けて積極的に取り組んでいる。安全が確認されるまで、引き続き swap.cow.fi の使用は控えてほしい」と述べた。

CoW Swapが報告したようなDNS攻撃は、フィッシング詐欺によってユーザー資金が危険にさらされる仮想通貨やブロックチェーン企業において珍しいことではない。分散型取引所のBalancer(バランサー)は2023年にドメイン攻撃を報告しており、Curve Finance(カーブ・ファイナンス)も複数回のDNS乗っ取りを経験していると述べている。
ドメイン乗っ取りのニュースを受け、CoWプロトコルのCOWトークンの価格は3%以上下落し、0.2229ドルから0.2159ドルとなった。
フィッシングを主因とするWeb3ハッキング、2026年第1四半期に5億ドルの損失を計上
ブロックチェーンセキュリティ企業のHacken(ハッケン)は火曜日、2026年第1四半期にWeb3プロジェクトがハッキングや詐欺により4億8,200万ドルの損失を被ったと報告した。Hackenによると、2026年第1四半期には44件の事件が発生しており、その大部分はフィッシングやソーシャルエンジニアリング攻撃であった。
Cointelegraphは、独立性と透明性のあるジャーナリズムに取り組んでいます。本ニュース記事はCointelegraphの編集方針に従って制作されており、正確かつ迅速な情報提供を目的としています。読者は情報を独自に確認することが推奨されます。編集方針はこちらをご覧ください https://jp.cointelegraph.com/editorial-policy

