ビットコイン(BTC)は金曜日のウォール街開場後、重要な米国インフレ指標が予想を下回ったことを受け、7万3000ドルに到達した。
CPI受けBTCは高値模索
トレーディングビューのデータによると、市場が3月の消費者物価指数(CPI)を消化する中、BTC価格は数週間ぶりの高値更新を試す動きを見せた。

今回のCPIは今週最大のマクロ指標であり、米国とイスラエルによるイラン攻撃の影響を初めて反映したデータとなる。
米労働統計局(BLS)によると、ガソリン価格は前月比で21.2%上昇した一方、CPI全体は市場予想を0.1%下回った。
公式発表によれば、「過去12カ月で総合指数は季節調整前で3.3%上昇した」とされる。
「エネルギー指数は3月に10.9%上昇し、その主因はガソリン指数の21.2%上昇であり、月次の総合上昇分の約4分の3を占めた」

これを受け、トレーディング分析メディアのコベイシレターは、ガソリン価格のCPI上昇が1967年以来最大の月次上昇であると指摘した。さらにXの投稿では、エネルギー価格の上昇が2005年以来最大であるとも付け加えた。
インフレ圧力が入り混じる結果となったことから、米国株はほぼ横ばいで取引を開始し、BTC価格も大きな上下動は見られなかった。

一方、市場では連邦準備制度理事会(FRB)による利下げへの期待はほぼ消えている。これは木曜日の個人消費支出(PCE)指数を受けた見方と一致しており、CMEグループのFedWatchのデータでも確認されている。
BTC、次の抵抗を探る
ビットコイン市場では、短期的な見通しに対して慎重ながらも一定の楽観が見られる。
トレーダーのJDK Analysis氏は最新のX分析で、BTC/USDが収束するウェッジ内で推移していると指摘した。この構造は2月以降議論されてきたものだ。
「現在の重要な高値に再び挑戦した場合、その反応が極めて重要となる」とコメントしている。

一方、トレーダーのダーン・クリプト・トレーズ氏は、7万4000ドル以下に位置する取引所の注文板流動性に注目している。
$BTC Liquidity levels to watch in close proximity are that ~$71K region below, and $73K-$74K above (local high). pic.twitter.com/BlKsaZXdpb
— Daan Crypto Trades (@DaanCrypto) April 10, 2026
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