米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)は月曜日、6営業日連続の資金流入を記録した。この期間にビットコイン価格は12%超上昇しており、ETFへの資金流入としては昨年10月以来の最長記録となった。
ファーサイドのデータによると、月曜日の純流入額は1億9940万ドルに達した。ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)とフィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンドがそれぞれ1億3940万ドル、6450万ドルで流入を牽引した。
ビットワイズ・ビットコインETFとフランクリン・ビットコインETFはそれぞれ280万ドル、210万ドルの流入を記録した一方、ヴァンエック・ビットコインETFとARK 21シェアーズ・ビットコインETFはそれぞれ630万ドル、310万ドルの流出となった。
これにより、3月9日以降の累計純流入額は9億6280万ドルに達した。同期間中、ビットコイン(BTC)は65960ドルから74250ドルへと12.5%上昇している。
今回の流入は、2025年9月から10月にかけての9日連続の流入(約60億ドル)に続く動きである。
当時、ビットコインは12万6080ドルの過去最高値を記録していた。
最近のETF資金流入とビットコイン価格の上昇は、米国とイランを巡る不透明感や原油市場の変動といった地政学リスクの中で発生している。

イラン戦争を巡る思惑がBTC上昇を後押し
一方、ブロックチェーン分析プラットフォームのサンティメントは、米国・イラン・イスラエルを巡る状況に進展があるとの観測が、ビットコインが6週間ぶりに74400ドルを突破する一因となったと指摘している。
「この強気の勢いにより、FOMOは1月2日以来の高水準に達している」とサンティメントは述べた。
「現在は世界的な不確実性が続いているにもかかわらず、トレーダーは再び仮想通貨を今後数週間から数カ月で上昇余地のあるセクターと見ている」

また、ビットコインおよび仮想通貨市場のセンチメントを示す恐怖強欲指数も火曜日に5ポイント上昇し28となった。これは1月下旬以来初めて「極度の恐怖」ゾーンを脱した水準となる。

