米国上場の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)は資金流入の勢いを取り戻し、数週間ぶりの高水準となる1日471億ドルの流入を記録した。
SoSoValueのデータによると、月曜日の流入額は2月25日(507億ドル)以来となる大きさだ。
今回の流入の動きは、ビットコイン(BTC)が一時7万ドルに接近した後、6万9000ドルを下回る展開の中で起きた。
市場は地政学リスクや量子耐性への懸念が続く中で不安定な動きを見せており、恐怖強欲指数は13と「極度の恐怖」水準にとどまっている。
ブラックロック主導で資金流入
資金流入を主導したのはブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラストETF(IBIT)で、約182億ドルの流入を記録した。
次いでフィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)が147億ドル、ARK 21シェアーズ・ビットコインETF(ARKB)が約119億ドルで続いた。ARKBとしては2025年7月10日以来の最大流入となる。
アーカムによると、先週はETFからの流出がほぼ停止し、主要発行体によるビットコイン売却は約16億6000万ドルにとどまった。一方、ARKインベストのARKBは週間で約34億ドル相当のBTCを購入した。
4月のこれまでの3営業日で、米国の現物ビットコインETFは約307億ドルの純流入を記録し、運用資産総額(AUM)は再び900億ドルを上回った。
3月には13億ドルの流入を記録し、1月の16億1000万ドル流出、2月の2億700万ドル流出からの回復を示していた。
イーサリアムETFも回復
現物イーサリアムETFも市場心理の改善を受け、月曜日に120億ドルの流入を記録した。直前2営業日での7800万ドルの流出を相殺する形となった。
ただし、イーサリアムETFは3カ月連続で流出を記録しており、累計では約770億ドルの流出となっている。
アルトコインETFの動きは限定的で、XRP(XRP)は流入ゼロ、ソラナ(SOL)は約24万7000ドルの流入にとどまった。

