XRP(XRP)は水曜日に1.2%上昇し、1.40ドルで取引された。主要サポート水準が維持される限り、さらなる上昇の可能性を示す市場要因とテクニカル要因が複数見られる。
リップルCEO「ロックイン」を呼びかけ
リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは、ラスベガスで開催される「XRP Las Vegas 2026(XRPLV26)」を前に、大規模なマーケティング展開が進む中、XRPコミュニティに「ロックイン(ポジション維持)」を呼びかけた。
同イベントは木曜と金曜に開催予定で、XRPエコシステムの拡大、XRPレジャー上の次世代アプリケーション、コミュニティ構築に焦点を当てる。
火曜日には、大手仮想通貨取引所OKXがラスベガスの球体型施設「スフィア」にXRPロゴが映し出された画像を投稿。これをガーリングハウス氏が「ロックイン」との一言とともに再投稿した。

リップルはラスベガス・ストリップに「Raise the Standard」と銘打った大型XRP広告を展開しており、開催中のBitcoin 2026カンファレンスとタイミングを合わせて話題を喚起している。
ただし過去の傾向では、リップル関連イベントが持続的な価格上昇をもたらすケースは少ない。例えば2025年の「Swell」の後、XRPは1週間で16%上昇したが、その後11月11日から21日にかけて2.56ドルから1.81ドルへと30%下落した。
このため、イベントで具体的な材料が出なければ、上昇は短命に終わる可能性がある。
XRP ETF需要は依然堅調
XRPの現物ETFは再び安定した資金流入を記録しており、投資家需要が回復するだけでなく高水準で維持されている。
SoSoValueのデータによると、直近13日中11日で資金流入が確認され、総額は8242万ドルに達した。
4月の純流入額は8390万ドルとなり、3月の3116万ドルの流出から大きく回復した。これは2025年12月以来で最も強い月間流入となる。
アナリストのXfinancebull氏は、「即座に価格が急騰することを保証するものではないが、規制下のXRPエクスポージャーへの需要が依然として存在し、拡大していることを示している」とXで指摘した。

また、世界のXRP上場投資商品(ETP)も、先週までの1週間で2500万ドルの流入を記録。2026年の累計純流入は1億4800万ドルとなり、運用資産総額は約26億ドルに達している。
こうした動きは、XRPへの機関投資家需要が持続していることを示し、価格の追い風となっている。

テクニカルは最大53%上昇を示唆
XRP/USDは過去約3カ月にわたり、2本の収束するトレンドラインで構成される対称トライアングル内で推移している。水曜日に下限トレンドラインから反発したことで、上限への上昇確率が高まっている。
日足終値で1.45ドルの上限ラインを突破すれば、目標値は約2.15ドルとなり、現在価格から約53%の上昇余地がある。
ただし、この水準に到達するには、1.52ドル付近の100日指数平滑移動平均線(EMA)と1.75ドル付近の200日EMAを突破する必要がある。

また、XRPの上昇シナリオは1.40ドルのサポート維持に依存する。この水準は200週EMAおよび20日EMAとも重なる重要ポイントだ。
これを明確に下抜けた場合、強気シナリオは否定され、0.98ドル付近への下落リスクが高まる可能性がある。
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