XRP(XRP)は4月安値の1.26ドルから回復し、日曜日には1.50ドルまで上昇した。これは約3週間ぶりの高値となる。
クジラ(大口投資家)の動向、ネットワーク成長、テクニカル改善を背景に、市場ではXRP/USDが1.50ドルのレジスタンスを突破すれば、さらなる上昇へ向かうとの見方が強まっている。
XRPのクジラ、強気姿勢維持
XRPのクジラはブレイクアウトへの期待を維持しており、最近の保ち合い局面を利用してトークンを積み増している。
Santimentのクジラ保有データによれば、1万XRP以上を保有するウォレット数は約33万2230件となり、過去最高を更新した。
Santimentは水曜日のX投稿で、「この増加傾向は2024年6月以降、一貫して続いている」と述べた。
同社は、中規模から大規模保有者の増加継続は重要な長期シグナルだと説明。「大口保有者がボラティリティや不確実性の高い局面でも継続的に買い増していることを示している」と指摘した。
さらに、「歴史的に見ても、中規模から大規模ウォレット数の増加は、短期価格変動よりも長期ポジション形成を重視する投資家の確信強化を示唆している」と付け加えた。

これは、XRPレジャー(XRPL)のネットワーク活動拡大とも一致している。
エバーノースのデータによれば、XRPLの月間取引件数は4月に7100万件へ達し、前年同期の4300万件から65%増加して過去最高を更新した。
エバーノースによれば、この成長はビットスタンプ、RLUSD、ブラザ・バンク、分散型金融(DeFi)プロトコルなどに関連する機関投資家のユースケースによって支えられている。XRPLはコンプライアンス重視型インフラ拡大を進めている。

一方、アナリストのCW8900氏は、XRPクジラのロングポジションが個人投資家ポジションを依然として上回っていると指摘。「クジラは市場に対して強気見通しを維持している」と述べた。

XRP、1.50ドルをサポート転換できるかが焦点
XRPは現在、2月初旬以降の値動きを抑えてきた上昇トライアングルからのブレイクアウトを試している。
上昇トライアングルは、水平レジスタンスラインと切り上がるサポートラインによって形成される強気継続パターンだ。出来高増加を伴う上方ブレイクは、大幅上昇に先行するケースが多い。
XRPも同様の動きを見せているが、強気派はまず1.50ドルをサポートへ転換する必要がある。この水準では、100日間指数平滑移動平均線(EMA)とトライアングル上限ラインが重なっている。
なお、価格は2月中旬以降、このゾーンから4回反落している。
さらに強いレジスタンスとして、200日間EMAが位置する1.67ドル〜1.70ドルのゾーンが控えている。
これを突破した場合、次のターゲットはトライアングルの目標値となる1.98ドル付近となる。現在価格から約36%上昇した水準だ。

アナリストのChartNerd氏は木曜日のX投稿で、「XRPは5月初旬に1.42ドルを回復して以降、日足20EMAのラインを維持しながら上昇している」と指摘した。
そのうえで、「1.50ドル〜1.55ドルが、目先で突破すべき重要レジスタンスだ」と述べた。
また、別のアナリストであるニール氏は、XRP/USDについて「短期的に意味のある上昇を実現するには、1.60ドル超への明確なブレイクが必要だ」と分析した。
さらに、「2ドル超へ上昇すれば、新たなモメンタムを生み出すだろう」と付け加えた。

テクニカル分析によれば、1.50ドル〜1.60ドル帯は短期的に強気派にとって重要水準となる。このゾーンを突破できれば、トレンド転換シグナルとなり、XRP価格は2.40ドルへ向かう可能性がある。
本記事は、投資助言または投資に関する推奨を含むものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴うため、読者は意思決定を行う際にご自身で調査を行う必要があります。正確かつ迅速な情報提供に努めていますが、Cointelegraphは本記事に含まれる情報の正確性、完全性、または信頼性を保証するものではありません。本記事には、リスクや不確実性を伴う将来予想に関する記述が含まれる場合があります。これらの情報に依拠したことにより生じた損失または損害について、Cointelegraphは一切の責任を負いません。

