仮想通貨・ビットコインのニュースサイト|コインテレグラフ ジャパン
Nancy Lubale
執筆者:Nancy Lubaleスタッフライター
Allen Scott
校閲:Allen Scottスタッフ編集者

XRP 市場センチメントが2年ぶり高水準、1.40ドルの壁で伸び悩み

XRP 市場センチメントが2年ぶり高水準、1.40ドルの壁で伸び悩み
アルトコイン

XRP(XRP)はここ数日でソーシャルメディア上のセンチメントが急上昇したが、1.40ドル付近の上値抵抗が意識され、価格は保ち合いとなっている。

楽天ペイ連携でセンチメント急上昇

XRPが日本の仮想通貨取引所である楽天ウォレットで取扱いを開始したとのニュースが、投資家の期待感を高めた。

この連携により、4400万人以上の楽天ユーザーは、総額230億ドル相当のポイントを直接XRPに交換し、アプリ内で取引できるほか、楽天ペイを通じて500万以上の加盟店で利用できるようになる。

リップルは木曜日のX投稿で、「主要経済圏において、ロイヤルティプログラム、決済、仮想通貨の実用性を結びつける、XRPの決済手段として最大級の導入の一つだ」と述べた。

XRP integrates with Rakuten Pay. Source: Ripple

サンティメントによれば、この結果、XRPは「過去2年間で2番目に高い強気センチメント」を記録した。

仮想通貨のポジティブ・ネガティブ言及比率を測定する同社の指標によると、XRPのスコアは3.9に達し、2024年初頭以来の水準となった。

これは、2週間で20%下落した後の3月29日に記録された1.135と比べて240%以上の上昇だ。

オンチェーン分析企業サンティメントは、「XRPの採用拡大」がトレーダーの期待感を高めていると指摘し、次のように述べた。

「こうしたニュースは直ちに価格の大幅上昇につながることは少ない。初期の高揚感やFOMO(取り残されることへの恐怖)が落ち着いた後に、強気の結をもたらすことが多い」
source: Santiment

アナリストのジョン・スクワイア氏は、「ポイントでXRPを購入し、日本中の数百万店舗で使える。これがマスアダプションの姿だ」とコメントした

このニュースを受け、XRP/USDは過去24時間で2%上昇したが、2025年7月に記録した3.66ドルの高値からは依然として62%下回っている。

1.40ドル上の強い抵抗ゾーン

XRPは4月5日に付けた1.27ドルの直近安値から18%上昇したが、対称トライアングルの上限にあたる1.48ドルで上昇が止められた。

このトレンドラインは2月初旬以降、価格の上昇を抑えている。

強気派は、対称トライアングルからの上抜けを確認するため、1.40〜1.45ドルの抵抗ゾーンを突破する必要がある。このゾーンには50日指数平滑移動平均線(EMA)、100日単純移動平均線(SMA)、およびトライアングル上限ラインが重なっており、重要な抵抗ゾーンとなっている。

XRP/USD 日足チャート Source: Cointelegraph/TradingView

XRPのコスト分布データによると、約20億XRPが平均1.40〜1.45ドルで保有されており、この水準が供給ゾーンとして機能する可能性がある。この集中は、多くの投資家が損益分岐点で売却する動きにつながり、上昇モメンタムを抑える要因となる。

XRPのコストベーシス分布図 Source: Glassnode

この供給ゾーンを上抜ければ、対称トライアングルのターゲットである2.10ドル付近までの上昇余地が開ける。現在の価格から約50%の上昇となる。

アナリストのチャートナード氏は金曜日のX投稿で、「1.40ドル上の抵抗を突破すれば、XRPは大きな値動きに入る」と指摘した。

本記事は、投資助言または投資に関する推奨を含むものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴うため、読者は意思決定を行う際にご自身で調査を行う必要があります。正確かつ迅速な情報提供に努めていますが、Cointelegraphは本記事に含まれる情報の正確性、完全性、または信頼性を保証するものではありません。本記事には、リスクや不確実性を伴う将来予想に関する記述が含まれる場合があります。これらの情報に依拠したことにより生じた損失または損害について、Cointelegraphは一切の責任を負いません。