XRP(XRP)の週足チャートは、過去に大きなサイクル底を示し、その後の急騰に先行したテクニカルパターンに似た動きを見せ始めている。
XRPフラクタル、上昇の可能性を示唆
2017〜2018年サイクルと2024〜2026年サイクルを比較した長期フラクタル分析によると、XRPが複数年高値3.66ドルから急落した動きは、過去に価格の底を形成したパターンと似ている。
週足チャートでは、XRPが1.10ドルまで下落した動きが、2017年に価格が0.12ドルまで下落してローカル底を付けた際の、対称トライアングルの下側トレンドラインの再テストに似ている。
仮想通貨アナリストのジャボン氏は「この上昇サイクルがほぼ同じ形で展開する可能性がある」と指摘し、さらに次のように付け加えた。
「もしそうであれば、現在の下落は一時的な調整に過ぎず、最終的には20ドルを大きく上回る動きにつながる可能性がある」

2017年には、レバレッジの調整が進む中でXRPはトライアングルパターン内で保ち合いを続け、その後上部トレンドラインを上抜け、1577%の急騰を記録した。
このフレームワークを当てはめると、XRPの強気派は持続的な上抜けを確認するため、価格を1.78ドルから2.30ドルのレジスタンス以上に押し上げる必要がある。
この水準には、トライアングルの上部トレンドラインが位置する約2ドル、100週間単純移動平均線(SMA)、さらに50日間SMAが集中している。
XRPのUTXO実現価格分布(URPD)データは、現在のスポット価格より上に大きな供給クラスターが存在することを示している。2ドルの水準にはXRP供給の3.6%が集中し、1.80ドルには3.15%が集まっており、強い上値抵抗を形成している。

取引所のXRP残高は減少トレンド
クリプトクオントのデータによると、XRPの複数取引所の入出金トランザクションデルタは過去最低水準まで低下している。この指標は主要仮想通貨取引所15社におけるXRPの純送金トランザクション数を追跡するものだ。
クリプトクオントリスト、アムル・タハ氏は最新分析で「この指標が低下する場合、より多くの投資家がXRPを外部ウォレットへ引き出していることを示す」と説明する。
「こうした行動は多くの場合、蓄積と長期的な信頼を反映している」

同様の見解をアナリストのダークフォスト氏も示しており、「バイナンスからのXRP出金トランザクション数がここ数日で複数回急増している」と指摘した。
例えば3月6日には、バイナンスから1万4000件以上の出金トランザクションが確認されている。
ダークフォスト氏は、この動きについて「投資家がXRPを蓄積し、取引所に保管するのではなくプライベートウォレットへ移していることを示している」と述べた。

その結果、水曜日時点で取引所に保管されているXRP残高は129億枚まで減少し、2021年5月以来の低水準となった。

一方、米国の現物XRP ETFからの資金流出は落ち着きを見せている。ゴールドマン・サックスが最大のETF保有者として浮上したことで、機関投資家がXRPの長期的な可能性に信頼を示しているとの見方が出ている。
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