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Yashu Gola
執筆者:Yashu Golaスタッフライター
Allen Scott
校閲:Allen Scottスタッフ編集者

ナスダック急落でビットコインはどうなる? 6万ドル死守なら9万ドル台回復も

ナスダック急落でビットコインはどうなる? 6万ドル死守なら9万ドル台回復も
価格分析

週末の暗号資産市場で、ビットコインはひとまず踏みとどまった。

ビットコイン(BTC)のトレーダーらは、週末にかけてBTCが心理的節目である 6万ドル(約960万円) を上回って推移したことが重要だったとみている。BTCは一時、ローカル安値の 5万9100ドル(約946万円) 近辺まで沈んだものの、日曜日には日中高値の 6万2950ドル(約1007万円) 付近まで反発。上昇率は6.5%に達した。

BTCは、重要な移動平均線のサポートを維持できれば、9万2630ドル(約1482万円) に向けた反発を狙う展開となる。

一方、ナスダックのテクニカル指標は、短期的に10%超の下落余地を示唆している。

ナスダック不調なら、BTCは9万ドル超えも

今回のビットコインの反発が目立ったのは、ハイテク株中心のナスダック総合指数(IXIC)が金曜日に4%超急落した直後だったからだ。これは2025年4月以来、最大の1日下落率である。

株式市場、とりわけハイテク株から資金が逃げるなかで、リスクマネーが再びBTC市場へ戻るのではないか。そんな期待が市場に広がっている。

BTC/USD vs. IXIC daily performance chart. Source: TradingView

ベテランアナリストのフィルブフィルブ氏が日曜日に示したテクニカル分析は、ビットコイン強気派にとって一定の希望材料となった

同氏が注目したのは、ビットコインが 200週単純移動平均線(200週SMA) を上回って踏みとどまっている点だ。この水準は現在、約 6万1880ドル(約990万円) に位置している。

BTC/USD weekly chart. Source: TradingView

200週SMAは過去にも、2020年、2018年、2015年の相場で底値形成に関わってきた。つまり、BTCがこの長期サポートを守り切るなら、6万ドル割れは「ふるい落とし」に過ぎなかった、という見方が出てくる。

その場合、次の大きな上値目標は、50週SMAが位置する 9万2630ドル(約1482万円) 付近となる。

一方で、ナスダックは調整局面に入りつつあるように見える。週足の相対力指数(RSI)は、過熱圏だった74.75付近から62.46まで低下した。これにより、ナスダックは20週SMA、すなわち 2万2905ポイント 近辺へ向かう可能性がある。

2021年以降、ナスダックの週足RSIが70超の買われ過ぎ圏から70未満へ下落した局面では、いずれも指数は20週移動平均線付近まで押し戻されてきた。

IXIC weekly chart. Source: TradingView

もし今回も同じパターンをたどるなら、ナスダックは6月中、あるいは7月までに2万2905ポイント近辺まで下落する可能性がある。現在値から見れば、さらに約10.75%の下落余地がある計算だ。

ただし、ここで興味深いのは、ビットコインが長期的な下値支持線を守る一方で、ナスダックだけが冷え込む展開になった場合である。その場合、BTCには急反発、いわゆる平均回帰的な戻りが起きる可能性がある。

ビットコイン対ナスダック比率も反発シナリオを後押し

ビットコインとナスダックの比率を見ても、BTC反発のシナリオは補強される。

日足RSIで見ると、ビットコインの対ナスダック比率は再び歴史的な売られ過ぎ圏に入っている。

土曜日、このRSIは 14.70 まで低下した。これは史上最低水準である。これまでの最低記録は2月につけた 14.88 だったが、その後、BTC価格は30%超の回復を見せた。

要するに、ナスダックと比べてビットコインが「安くなりすぎた」と市場が判断し、買い手が入ったということだ。

BTC/IXIC vs. BTC/USD daily chart. Source: TradingView

そして今、同じ構図が再び現れている。ナスダックがさらに崩れる一方で、ビットコインが長期サポートを守るなら、今後数週間でBTC価格が反発する可能性は十分にある。市場が見ているのは、再び 9万ドル(約1440万円) 台への道筋である。

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