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Antonio Oliveira
執筆者:Antonio Oliveira寄稿者
Ray Salmond
校閲:Ray Salmondスタッフ編集者

ビットコイン、6万〜7万3000ドルで膠着 マクロ逆風下でも底堅さ

ビットコイン、6万〜7万3000ドルで膠着 マクロ逆風下でも底堅さ
マーケット

ビットコイン(BTC)は6万ドルから7万3000ドルのレンジで推移しており、2008年以来の水準に達したブレント原油価格、イラン戦争、S&P500が年初来3.95%下落するなどの不安定な株式市場というマクロ環境を踏まえると、その底堅さは際立っている。

こうした逆風の中でも、ビットコインは6万ドル付近で押し目買い需要が継続しており、現在もサポートとして機能している。ただし、さらなる下落リスクが消えたわけではない。

弱気継続パターンが進行

日足チャートでは弱気継続パターンが確認されている。1月20日に6万14ドルまでの調整が発生した際に1つ目のパターンが成立し、現在は2つ目のベアフラッグが形成されている。

2月8日以降、このフラッグ上限のトレンドライン付近での上昇はすべて押し返されており、パターンを否定するには7万6000ドルを上回り、複数日の終値で定着する必要がある。

理想的には、7万6000ドルを2〜3日連続で上回った後、7万5000ドル付近での再テストを経て、レジスタンスがサポートへ転換したことを確認する展開が求められる。

アナリストのアクセル・キバー氏は、5万2500ドルまでの下落可能性を指摘している

同氏は3月18日の分析で「下限を割り込めば、5万2500ドルへの下落シナリオが視野に入る」と述べた。

Source: Aksel Kibar / X

Veloのデータによると、現物および先物市場における需要は横ばいで推移している。資金調達率がマイナスに転じた局面では買い意欲が見られる一方で、弱気フラッグ上限への上昇局面では強い確信が欠如している。

その証拠として、ビットコインの総建玉は200億ドルを下回る水準にとどまっており、これはBTCが7万9000ドル付近で推移していた2月初旬以来の低水準である。

BTC/USDT 4時間足チャート Source: Velo

Hyblockの清算ヒートマップによると、6万3000〜6万5000ドルのレンジに入ると、多くのレバレッジロングが清算リスクにさらされる。

その下には流動性の空白が存在し、次のロングポジションの集積帯は5万7500〜5万6000ドル付近に位置している。

BTC/USDT 清算ヒートマップ Source: Hyblock

当面はレンジ継続か

現在の値動きは、トレーダーが資金流入や新たな材料を待ちながら方向性を探る中での保ち合いを反映している。

明確なトリガーが現れるまでは、ビットコインは6万ドルを主要サポート、7万ドルを強いレジスタンスとする約1万ドル幅のレンジ内で推移する可能性が高い。

 



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