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Yashu Gola
執筆者:Yashu Golaスタッフライター
Allen Scott
校閲:Allen Scottスタッフ編集者

ハイパーリキッド(HYPE)、8月までに150ドル到達か アーサー・ヘイズ氏が予測

ハイパーリキッド(HYPE)、8月までに150ドル到達か アーサー・ヘイズ氏が予測
アルトコイン

ビットメックス(BitMEX)の共同創設者アーサー・ヘイズ氏によれば、ハイパーリキッド(HYPE)は8月までに150ドルに達する可能性があるという。

主なポイント:

  • 中央集権型取引所(CEX)からのボリューム移転と、原油を含むマクロ連動市場への需要がHYPEの強気ケースを加速させている。

  • 「カップアンドハンドル」の形成が、50ドルに向けた初期のブレイクアウトを予兆している。

CEXからDEXへのシフトがHYPE価格を5倍に押し上げる可能性

ヘイズ氏は月曜日の投稿で、ハイパーリキッドが中央集権型取引所(CEX)からデリバティブの取引量を奪い続け、製品ラインナップを拡大できれば、HYPE価格は現在の約30ドルから約5倍に上昇する可能性があると述べた。

この実現には、ハイパーリキッドの30日間の年換算収益ランレートを、3月時点の8億4300万ドルから8月までに14億ドルに引き上げる必要がある。

CEX to DEX rotation (black line) chart. Source: Defi Llama

この成長は、3月時点でデリバティブ取引量の約6%を吸収している同プラットフォームが、CEXからさらに3.96%のシェアを奪うことができれば達成可能だ。

ハイパーリキッドは収益の約97%を市場からのHYPEトークンの買い戻しに充てている。そのため、プラットフォームの稼ぎの大部分が自社トークンの購入に使われることになり、取引活動が活発化し続ければ価格の下支えとなる。ヘイズ氏は、この構造がHYPEの150ドルに向けた上昇確率を高めていると論じている。

トークン化原油の活況:ハイパーリキッドの強気シナリオ

ヘイズ氏の強気な予測は、米国・イラン間の紛争(US–Iran war)により、原油がハイパーリキッドで最も取引される資産となった時期と重なった。

火曜日、WTI原油に連動した無期限先物ペア「CL-USDC」の24時間取引高は約12億9000万ドルに達し、イーサリアム(ETH-USDC)の約12億4000万ドルを追い抜いた。これは、トレーダーが仮想通貨だけでなく伝統的資産への賭けに同プラットフォームをますます利用していることを示している。

Top-10 traded pairs on Hyperliquid. Source: Hyperliquid

この傾向は、ヘイズ氏が提唱する「HIP-3」理論も裏付けている。HIP-3はHYPEをステーキングすることでユーザーが許可なく無期限先物市場を開設できる仕組みであり、ヘイズ氏によれば、原油、金、銀、および主要な米国株指数に関連する新規上場銘柄がすでに勢いを増している。

同氏は、HIP-3が現在ハイパーリキッドの収益の約10%を占めており、今後DEXが金や原油などのマクロ資産の提供を続ければ、数カ月以内に収益を160%成長させる可能性があると主張した。

HIP-3 monthly revenue statistics. Source: Maelstrom

一方、ヘイズ氏に関連するファミリーオフィス・ファンド「マエルストロム(Maelstrom)」は昨年、119億ドル相当のトークンアンロック(ロック解除)によりHYPE価格が下落すると予測していた。事実、それ以降、HYPEトークンは約40%下落している。

HYPE/USDT daily chart. Source: TradingView

また、ヘイズ氏には過去に外れた予測もいくつかある。2025年末までのビットコイン25万ドル、2026年3月までの20万ドルというターゲットや、トランプ(TRUMP)ミームコインが就任式までに時価総額1000億ドルに達するという2025年1月の予測などがそれに当たる。

テクニカル面は50ドルへの初期ブレイクアウトを示唆

テクニカル分析の観点では、HYPEは「カップアンドハンドル」パターンに基づき、3月または4月までに50ドルまで上昇する可能性がある。

カップアンドハンドルは、丸みを帯びた回復(カップ)と、その後の短期間の停滞(ハンドル)を経て形成される。価格がネックラインのレジスタンスを上抜けた時に確定し、上昇幅は通常、パターンの最大高さを測定して算出される。

HYPE/USD daily price chart. Source: TradingView

このテクニカルルールをHYPEに適用すると、ネックラインである35.50ドルのレジスタンスを決定的に上抜けた場合、目標価格は約50ドルとなる。このパターンが実現すれば、現在の水準から40%以上の利益をもたらすことになる。

逆に、35.50ドルから押し戻された場合、HYPE価格はまず30ドル付近まで下落する可能性がある。この水準はフィボナッチ・リトレースメント0.236のライン、および50日指数平滑移動平均線(50日EMA、チャート上の赤波線)と一致している。

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