イーサリアム財団は、ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズへの3回目となる店頭(OTC)売却を実施し、平均2292ドルで1万ETHを売却した。取引額は約2290万ドルだ。
財団は金曜日のX投稿で「今回の売却は、プロトコルの研究開発、エコシステム開発、コミュニティ助成など、中核業務の資金に充てる」と説明した。
この売却は、1週間前に平均2387ドルで1万ETHを売却した取引に続くものだ。ビットマインへの初回売却は3月で、約2043ドルで5000ETHを売却していた。直近1週間だけで、財団はビットマインに対し合計約4700万ドル相当のETHを売却したことになる。
また、財団は先週、約4000万ドル相当の1万7035ETHのステーキングを解除しており、7万ETHのステーキング目標を取り下げた可能性がある。
ETH売却にコミュニティから批判
相次ぐ売却に対し、コミュニティからは批判の声が上がっている。あるユーザーは「なぜ2週間で4600万ドルも必要なのか。何に使っているのか。なぜ開発者はETHで直接報酬を受け取らないのか」と投稿した。
イーサリアム財団はこれまでもETH売却で批判を受けており、昨年には売却を制限する方針を示したこともある。その後、一部保有分をステーキングすることで批判の相殺を図ってきた。
コインマーケットキャップのデータによると、ETHは足元で約2303ドルで取引されており、直近24時間ではほぼ横ばいだ。ただし、昨年8月に記録した過去最高値4953ドルからは53%以上下落している。
ビットマイン、保有量が500万ETHに接近
トム・リー氏が会長を務めるビットマインは、保有量ベースで最大のイーサリアム財務企業となっており、保有量は約500万ETHに迫っている。年内最大の週間購入として10万1901ETHを追加したことで、この水準に到達した。
同社はステーキングも積極的に進めている。木曜日時点で累計保有ETHの83%にあたる約419万枚(約95億ドル相当)をステーキングしており、前週の約70%から増加した。

