イーサリアム財団(EF)は金曜日、4万5000ETH以上を新たにステーキングし、総ステーキング量は約6万9500ETHに達した。目標とする7万ETHまで残り500ETHとなった。
アーカム・インテリジェンスによれば、今回のステーキングは2047ETHずつの複数トランザクションで実行され、金曜日分の総額は約9220万ドルに相当する。

イーサリアム財団は2025年6月に発表した新たな財務戦略に基づき、2026年2月からETHのステーキングを開始している。得られる利回りは、プロトコルの研究開発やエコシステム助成に充てる方針である。
最新の財務方針では「財務の持続可能性を高めると同時に、許可不要で安全な基盤インフラへのアクセスを提供する重要な分野であるステーキングやDeFiへの関与を強化している」と説明している。
イーサリアム財団は2月に約2016ETH(約410万ドル相当)を、3月には約2万2517ETH(約4610万ドル相当)をステーキングしており、これまでにイーサリアムのビーコンチェーン預入コントラクトに合計1億4300万ドル超のETHをロックしている。

この利回り重視の財務戦略は、運営資金確保のためにトークン売却を続けるのではなく、保有資産から収益を生み出すべきだというコミュニティからの圧力を受けて採用されたものだ。
ハードフォーク時には説明責任も
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)ネットワークでは、トークンをロックするバリデーターがネットワークの正当なチェーンを決定する影響力を持つ。ハードフォーク発生時には、どのチェーンを支持するかが問われる。
イーサリアム共同創業者のヴィタリック・ブテリン氏は2025年1月、「EF自身がステーキングを行う場合、将来的な論争的ハードフォークにおいて事実上の立場表明を強いられる」と指摘している。
同氏はまた、こうした状況における中央集権化リスクを軽減する方法を財団が模索していると述べた。

