イーサリアム(ETH)は月曜日、2400ドルで4度目の上値抵抗に阻まれ、3.4%下落して2287ドルとなった。価格は100日移動平均線を下回って推移しており、2150ドル付近には25億ドル超の清算リスクが集中している。
仮想通貨アナリストのミカエル・ファン・デ・ポッペ氏も、ビットコインに対するイーサリアムの弱さを指摘し、短期的な上昇トレンドの持続性に疑問を呈した。
2400ドルから反落
イーサリアムは過去2週間で4回にわたり2400ドル突破に失敗しており、日足チャートでは明確なトリプルトップを形成している。各回の再テストでは勢いが弱まり、売り手による供給が吸収されていることが示唆される。
100日間指数平滑移動平均線(EMA、約2350ドル)は依然としてレジスタンスとして機能している。日足ではこの水準を維持できておらず、上昇は短命に終わっている。

一方、2150ドルのサポートは重要度を増している。この水準は過去にレジスタンスとして機能しており、今後は下値の支えとして試される可能性がある。これを下抜ければ、さらなる下落余地が広がる。
清算データもこのゾーンへの圧力を示している。2150ドル下には約25億ドル規模のレバレッジロングが積み上がっており、この水準を割り込めば、2050ドルから1900ドルにかけて強制的な売りが発生する可能性がある。

ミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は、ETH/BTCペアの弱さにも言及した。比率は0.032BTCを下回り、過去の上昇継続局面で支えとなっていた重要サポートを割り込んだ。
さらに、ETH/BTCは21期間移動平均線も下回っており、ビットコインに対する相対的な強さが低下している。次のサポートは0.026BTC付近で、過去に買いが入った水準だ。

先物市場はポジション調整示唆
バイナンスでは、イーサリアムの未決済建玉(OI)が25億8000万ドルまで減少し、今月初旬に2200ドル付近で推移していた水準と一致した。この減少は、直近のポジション積み上げ後のレバレッジ解消を示している。

資金調達率は約マイナス0.013%と、2月以来の低水準に低下している。新規のポジションはショートが優勢で、従来のロングは縮小している。
仮想通貨アナリストのアムル・タハ氏は、この状況がショート偏重かつ低レバレッジの市場構造を示していると指摘。価格が現水準付近で維持されれば、ポジションと価格の不均衡が解消され、早期のブレイクアウトにつながる可能性がある。
現在の焦点は2150ドル付近であり、清算リスクとテクニカルの節目が重なる重要ゾーンとなっている。
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