センチメント分析プラットフォームのサンティメントによれば、米連邦準備制度理事会(FRB)が水曜日に政策金利を据え置いたが、仮想通貨市場では上昇期待が高まっている。
一方で、短期的な上昇が信頼できるシグナルかどうかについては、アナリストの見解が分かれている。
サンティメントはX投稿で「現時点では利下げが行われなかったにもかかわらず、トレーダーは強気の反発を期待している」と述べ、FRBの据え置きが仮想通貨上昇につながるとの見方がSNS上で広がっていると説明した。
SNS上の議論スコアは、水曜日に政策金利が3.5%〜3.75%に据え置かれるとの「予想通りの結果」を受け、約9から71へと急上昇した。
FRB政策はビットコイン市場の重要材料
サンティメントは「利下げ見送りによる弱気の価格反応はすでに前日に織り込まれていた可能性がある」と指摘した。

FRBの金融政策はこれまで、仮想通貨市場における重要な材料とされており、トレーダーは2025年の利下げをビットコインの強気相場入りのシグナルとして注視してきた。
また、利上げ停止は次の局面での利下げ期待を高める可能性もある。
複数のアナリストが仮想通貨市場の上昇を予想しているが、その持続性については意見が分かれている。
「ブルトラップ」の可能性も浮上
オンチェーン分析で知られるウィリー・ウー氏は、ビットコインが一時的に上昇した後に再び下落する「ブルトラップ」が形成される可能性を警告した。
コインマーケットキャップによると、ビットコイン(BTC)は過去24時間で4.35%下落し、記事執筆時点で7万790ドルで取引されている。
一方で、アナリストのマシュー・ハイランド氏は、株式市場が底打ちして反発すれば、仮想通貨市場も「大幅な上昇」を見せると予想している。S&P500は過去30日間で3.73%下落している。
同様に、トレーダーのムスタッシュ氏も「今後数カ月で大きな上昇が見られる」とXで投稿している。
ただし、他の指標は依然として慎重姿勢を示している。
仮想通貨の市場心理を示す恐怖強欲指数は、水曜日に再び「極度の恐怖」ゾーンへ低下し、前日に一時回復した「恐怖」水準から後退した。

