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Turner Wright
執筆者:Turner Wrightスタッフライター
Robert Lakin
校閲:Robert Lakinスタッフ編集者

仮想通貨PAC、予備選挙を前にインディアナ州の候補者支援に50万ドルを投入

仮想通貨PAC、予備選挙を前にインディアナ州の候補者支援に50万ドルを投入
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仮想通貨業界が支援し、Fairshake(フェアシェイク)の傘下にある政治活動委員会(PAC)「Defend American Jobs」は、インディアナ州の現職共和党下院議員を支援するために50万ドル以上のメディア支出を行った。

米国連邦選挙委員会(FEC)へ土曜日に提出された書類によると、同PACは、インディアナ州第4選挙区で再選を目指すジェームズ・ベアード(James Baird)共和党下院議員を支援するため、メディアに約51万4,000ドルを投じた。この支出は、本日行われるインディアナ州予備選挙に先立ち、Fairshakeが2026年米中間選挙に向けて行っている一連の資金投入の最新事例となる。

Source: FEC

2019年1月に就任したベアード氏は、GENIUS法(天才法)、ステーブルコイン決済法案、および米上院で数カ月間停滞しているデジタル資産市場構造の確立を目指す「CLARITY法案」に賛成票を投じてきた。

コインベース(Coinbase)と連携する仮想通貨推進団体「Stand With Crypto」は、同議員を「仮想通貨を強く支持している」と評価している。

Fairshakeとその系列組織であるDefend American JobsおよびProtect Progressは、今年の米中間選挙において、「プロ・クリプト(仮想通貨推進派)」とみなす候補者の支援に数千万ドルを投じる見込みだ。

2024年、同PACはこうした候補者を支援するメディア支出に1億3,000万ドル以上を報告した。その中には、オハイオ州の上院選に投じられた4,000万ドルも含まれている。この選挙では、民主党の現職で3期務めたシェロッド・ブラウン(Sherrod Brown)氏が落選した。ブラウン氏は今年、JD・ヴァンス副大統領の旧議席を埋めるために任命された共和党のジョン・ハステッド(Jon Husted)上院議員から議席を奪還すべく立候補している。

本日のインディアナ州予備選挙で、ベアード氏は州下院議員のクレイグ・ハガード(Craig Haggard)氏と対決する。Fairshakeの支援者には、仮想通貨企業のコインベースやリップル(Ripple Labs)が含まれている。コインテレグラフはFairshakeにコメントを求めたが、即座の回答は得られなかった。

仮想通貨法案の行方が不透明な中、中間選挙まで残り6カ月

11月の中間選挙では、下院の全435議席と上院の33議席が改選される。仮想通貨ロビイストやPACからの資金は、有権者の判断に影響を与える可能性がある。

Fairshakeは1月時点で1億9,300万ドルの資金を保有していると報告しており、2026年に向けて「反仮想通貨の政治家に反対し、仮想通貨推進派のリーダーを支援する」と表明している。同PACはすでにイリノイ州の知事、上院・下院議員選挙に約860万ドル、テキサス州の選挙に100万ドル以上を支出している。

これらの支出報告は、米上院でCLARITY法案の修正案審議(マークアップ)が予定されている中で出された。2025年7月に下院を通過したこのデジタル資産市場構造法案は、主に倫理面やステーブルコインの利回りに関する懸念から上院で数カ月間停滞していたが、先週、議員らが妥協案を発表したことで進展する可能性がある。

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