ビッテンソルのTAOトークンは今後数週間で最大45%下落する可能性がある。主要サブネット運営者の1つであるカヴェナントAIがエコシステムからの完全撤退を公表したことが背景にある。
TAO、週次高値から30%下落
TAO価格は週次高値から約30%下落し、約249ドル付近まで低下した。この下落の大部分は、カヴェナントAIがビッテンソルを「分散型の演出に過ぎない」と批判した後に発生した。

金曜日の投稿で、カヴェナントAIのチームは、ビッテンソルが見た目ほど分散化されていない可能性があると主張した。これは、異なるサブネットが公平に競争できるオープンなAIネットワークという同プロジェクトの根幹の理念に反する内容だ。
この主張が市場に広がると、トレーダーの間ではプロジェクトの根幹ストーリーが揺らいでいるとの懸念が強まった。開発者の信頼が低下し離脱が進めば、ネットワーク上の活動低下やTAO需要の減少、さらには長期的な成長の鈍化への警戒が高まる可能性がある。
金曜日の売りは取引高の約250%増加を伴っており、多くのトレーダーが下落シナリオを支持していたことを示している。
先物市場では約1183万ドルのポジションが清算され、そのうち971万ドルがロングポジションだった。これは強気派が不意を突かれ、強制的な売り圧力が下落を加速させたことを示唆する。

フラクタル分析、さらに25〜45%の下落余地を示唆
コインテレグラフが報じた通り、TAOは20日間(緑)と200日間(青)の指数平滑移動平均線のゴールデンクロス形成後、40%の下落シグナルを示していた。

金曜日時点で、TAOはこの弱気シナリオの目標である200ドル付近に向かっており、現在水準からさらに約25%の下落余地がある。
別のフラクタル構造も下落を裏付けている。
TAOは現在、フィボナッチ・リトレースメントの0.382〜0.5のレンジ内で保ち合いを形成している。このゾーンは過去にもマクロ的な天井局面で短期的な調整領域として機能してきた。

例えば2025年11月には、このレンジを下抜けた後、価格は30%下落し、1.0フィボナッチ水準まで到達する全面的な調整となった。
同様の構造は2025年6月にも確認されており、このレンジを割り込んだ後、0.618フィボナッチ水準付近で下げ止まり、その後反発した。
今回も同様のパターンが繰り返される場合、TAOはまず0.618フィボナッチのサポートである230ドル付近まで下落する可能性がある。
ただし、現在の弱気なファンダメンタルズが続けば、最終的には1.0フィボナッチ水準である144ドル付近まで下落し、現在価格から約45%の下落となる可能性がある。
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