ビットコイン(BTC)は2月6日の6万ドル割れ安値から約30%上昇している。複数年規模の強気チャートパターンにより、今後数カ月で22万ドル超へ上昇する可能性が指摘されている。
「カップ・アンド・ハンドル」形成 22万ドル視野
ビットコイン価格は週足チャート上で「カップ・アンド・ハンドル(C&H)」パターンを形成しており、依然として大幅上昇余地が残されていることを示唆している。
カップ・アンド・ハンドルとは、丸みを帯びた価格回復局面で「カップ」を形成し、その後短期的な保ち合いで「ハンドル」を形成する強気継続パターンだ。
通常、ハンドル上限をブレイクすると完成し、カップの深さ分をブレイク水準へ加算した価格が目標値となる。
テクニカルアナリストのCrypto Tice氏は月曜日、Xへの投稿で、「ビットコインは複数年規模のカップ・アンド・ハンドルを完成させた」と指摘した。
同氏は、「C&Hのブレイクアウトは小さな値動きにはならない。数百%規模で動く」と説明した。
現在、ビットコイン価格はカップのネックラインである6万5000〜7万4000ドル帯を再テストしている。この水準を維持することが、ブレイクアウト完成条件となる。
同氏は、「リテストは完了した。次は打ち上げだ」と述べた。
さらに、「22万ドルが最低目標だ」と付け加えた。

トレーディングビューのデータによれば、このC&Hパターンの測定ターゲットは29万5000ドルとなる。現在価格から約280%上昇した水準だ。

コインテレグラフは以前、「Decay Channel」と呼ばれる対数価格モデルにより、BTCが年末までに25万5000ドルへ到達する可能性があると報じていた。
同モデルでは、2027年ターゲットは30万8000ドルとされている。
トレーダーのVeLLa Crypto氏は、BTC/USDについて、「まず7万4000ドルのサポート維持が必要だ」と指摘した。この水準維持が、強気シナリオを支える条件になるという。

コインテレグラフが以前報じた通り、7万4000ドル割れは、弱気派が再び主導権を握ったことを意味し、中期的な強気シナリオを無効化する可能性がある。
バイナンス現物出来高81%減少
一方、クリプトクアントのデータによれば、ビットコイン現物取引高は現在、弱気市場時に見られる水準まで低下している。
下記チャートでは、バイナンスの取引高が364億ドルまで減少し、2025年10月の1986億ドルから81%下落したことが示されている。
Gate.ioでも取引高は79.6%減少し、Bybitも66%減少した。
クリプトクアントのアナリスト、ダークフォスト氏は火曜日のQuickTake投稿で、「この動きは主に、リスク資産に不利なマクロ環境を反映している」と説明した。
一方で、取引活動低下は「建設的に解釈することも可能だ」と述べた。
これは、「現在の調整局面における売り圧力が徐々に弱まっていることを示唆している」という。
ダークフォスト氏はさらに、「2023年弱気市場も、現物取引高崩壊後に終了し、その後ボラティリティ回帰と強気トレンド回復が始まった」と指摘した。

コインテレグラフは以前、現物ビットコインETFからの大規模流出が、BTCにとって良好な買い場と相関しているとも報じている。
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