ビットコイン(BTC)は月曜日、7万9485ドルまで上昇したが、8万ドルには515ドル届かなかった。ただし、この短期的な調整は主要水準の再テストとして機能し、次の上昇につながる可能性がある。
テクニカル分析では、構造転換の後には、サポートとレジスタンスの再テストが起こるのが一般的だ。スイングトレーダーがフィボナッチリトレースメント、指数平滑移動平均線(EMA)、ボリンジャーバンド、オーダーブック構造などに基づき利確を行うためだ。
また、レジスタンスがサポートへ転換する「S/Rフリップ」は、長期的なトレンド転換の確認として注目される。この転換が確認されると、一部のトレーダーは新たなポジションを構築する傾向がある。
ビットコインは3カ月続いたチャネルを初めて明確に上抜けた後、2月8日以降すべての上昇を抑えてきたチャネル上限(7万6688ドル)を再テストした。さらに深い調整が進めば、20日移動平均線(7万5250ドル)まで下落する可能性がある。その後、日足終値が旧トレンドライン上で維持されれば、S/Rフリップが確認される。

ローソク足以外の指標では、ロングとショートのデルタ(下のヒートマップ)がロング優勢を示している。現在はマイナス3860万ドルのデルタとなっており、BTCが7万7500ドルに上昇すればマイナス1億5300万ドルまで拡大する見込みだ。

実質的に、月曜日の米国時間の取引で発生したS/Rフリップにより、7万6500ドル付近までロングポジションの清算が進み、トレンドラインのレジスタンスがサポートへ転換した可能性がある。価格が反発する中、ショート側のレバレッジエクスポージャーがより大きなリスクにさらされている。
強気派が短期的なショートポジションを一掃し、BTCを再び8万ドル直下のレンジ高値へ押し上げる可能性はある。ただし、オーダーブックの2.5〜5%範囲には、7万9700ドルから8万ドルにかけて厚い売り注文が積み上がっており、短期的に8万ドル突破は容易ではないとみられる。

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