ビットコイン(BTC)は金曜日、米株市場が過去最高値を更新する中で、再び売り圧力に直面した。
米株高と逆行 BTCは7万7000ドル割れ
トレーディングビューのデータによれば、BTC/USDはウォール街取引開始後に7万7000ドルを下回り、この日は約1.2%下落した。

今週は、米市場オープン後に仮想通貨市場へ売り圧力がかかる展開が続いており、今回もその流れを引き継いだ形となった。
一方、株式市場ではダウ工業株30種平均が過去最高値を更新した。この動きには、米国のドナルド・トランプ大統領も反応している。
S&P500指数とナスダック100指数も、いずれも過去最高値目前で推移している。

投資リサーチ企業モザイク・アセット・カンパニーは最新の市場分析で、株式市場全体がさらに上昇へ向かう条件が整いつつあると指摘した。
同社は、「平均的な銘柄は主要指数に対してネガティブダイバージェンスを示しており、ブレイクアウト取引機会を制限してきた」と説明した。
一方で、「すでに売られ過ぎ状態の市場内部構造が形成されつつあり、20日移動平均線(MA)を上回る銘柄に適用したMACDもこれを確認している」と分析した。
さらに、「少なくとも短期的なラリーの引き金となり、平均的な銘柄が指数上昇へ追いつく可能性がある」と付け加えた。
モザイクは、移動平均収束拡散法(MACD)と、株価の20日単純移動平均線(SMA)を参照している。

コインベース需要弱く バイナンス勢が買い主導
一方、ビットコインのコインベース・プレミアム指数は月間安値圏で推移しており、米国需要の弱さを示している。

アナリストのExitpump氏は、「コインベース勢とは異なり、バイナンスのトレーダーは買い手として市場へ入っている」と指摘した。
トレーダーのCW氏も前日、オンチェーン分析企業クリプトクアントのデータとともにXへ投稿し、「BTCコインベース・プレミアムのマイナス幅がさらに拡大している」と述べた。
さらに、「米国投資家はバイナンスの買い圧力についていけていない」と分析した。

CW氏は、ビットコインクジラの動向について、「現在の価格は買い場になる可能性がある」とも指摘した。
同氏は、「一般的に、クジラはマイナス・プレミアムを利用して比較的安値で買い集める。この状況は、コインベースのクジラがやや低い価格帯で蓄積できる局面を意味する」と付け加えた。
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