ビットコイン(BTC)のトレーダーは、主要な価格指標が約15週間ぶりの高水準に達したことを受け、短期的な調整を予想している。
ビットコイン指標は「過熱」状態を示唆
ビットコインはマクロ安値の6万ドルから水曜日に8万2800ドルまで36%上昇し、日足の相対力指数(RSI)に大きな影響を与えた。
日足チャートでは、RSIは3月の39から水曜日に70まで上昇した。
トレーダーのジェル氏は金曜日のX投稿で「BTCの日足RSIは200日間移動平均線に到達したタイミングで買われすぎ圏に入った」と述べ、「この水準で抵抗に直面するのは理にかなっている」と付け加えた。

RSIはトレンドの強さを測る指標で、30の売られすぎライン、50の中間ライン、70の買われすぎラインという3つの重要水準がある。
価格がこれらの水準をどの方向に抜けるかによって、トレーダーは現在のトレンドの先行きを判断できる。過去の上昇局面では、RSIが買われすぎ圏に入るとBTCは調整する傾向がある。
アナリストのクリプト・タイス氏は、これは過去1年で4回しか発生していない「まれな」シグナルだと指摘し、いずれの場合も短期的な下落につながったと述べた。
「日足の買われすぎ状態は横ばいでは解消されない。急落によって解消される」
同じくアナリストのレクト・フェンサー氏は「直近2回このパターンが発生した際、価格は35%〜38%下落した」と指摘した。
一方、資産が過大評価されているかを測るビットコインのMVRV(市場価値対実現価値)比率も、最近「過熱」ゾーンに入った。
アナリストのフランク・ア・フェッター氏は「短期保有者のボリンジャーバンドにおいて、ビットコインが過熱水準を上回ったのは2024年11月以来初めてだ」とXで述べた。
前回同様の水準に達した2024年11月には、その後BTC価格は15%下落している。

7万8000ドルが重要サポートに
ビットコイントレーダーの多くは、7万8000ドルがBTC/USDにとって重要なサポートラインになったとみている。
ジェル氏はX投稿で、8万3000ドルの200日EMAが抵抗として機能している一方、「最初の主要な関心領域は7万8000ドルにある」と述べ、「ここをサポートに転換できれば、移動平均線への再挑戦が可能になる」と指摘した。

アナリストのトレーダーメイン氏は、短期時間軸で7万8000ドル〜8万ドルのサポートを維持できれば、「強気派にとって非常に判断しやすい水準になる」と述べた。

現物価格の上下には注文が集中しており、アナリストのマスター・オブ・クリプト氏は、これらの流動性クラスターが解消される可能性を指摘している。
同氏は金曜日のX投稿で「BTCは現在、7万8500ドル〜7万9100ドルのサポートゾーン付近で推移している」とし、「買い手がこの水準を守れば、流動性が集中する8万2000ドル〜8万3000ドルへの上昇が見込まれる」と述べた。
一方で「このサポートを割り込めば、ビットコインは急速に7万5000ドル〜7万6000ドルまで下落する可能性がある」と警告した。

ビットコインの流動性マップによると、7万8000ドルを下回る調整が起きた場合、全取引所で31億ドル超のレバレッジロングの清算が発生する可能性がある。

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