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Yashu Gola
執筆者:Yashu Golaスタッフライター
Allen Scott
校閲:Allen Scottスタッフ編集者

ビットコイン:米中10年債モデルが10万ドル上昇の可能性示唆

ビットコイン:米中10年債モデルが10万ドル上昇の可能性示唆
市場分析

ビットコイン(BTC)は市場の底に近づいている可能性がある。米国と中国の10年国債利回りを組み合わせたマクロモデルが、今後数か月で10万ドル付近への上昇の可能性を示している。

歴史は繰り返す? BTCに強気クロス

このモデルはアナリストのAO氏が共有したもので、米国の10年国債利回り(US10Y)と中国の10年国債利回り(CN10Y)の積にストキャスティクスRSIを適用している。

この指標をビットコインの過去の価格推移に重ねると、売られすぎ圏からの強気クロスが歴史的にBTC市場の大きな底付近で現れてきたことが示される。

BTC/USDとUS10Y*CN10YのストキャスティクスRSIの週足チャート Source: TradingView/AO

例えば2013年には、このクロスがビットコイン価格の8700%上昇に先行していた。同様のシグナルは2017年の強気市場(+1900%)、2020〜2021年のサイクル(+600%)、2023年の反発(+350%以上)の前にも出現している。

3月にはストキャスティクスRSIが再び「非常に正確な」強気クロスを示したとアナリストのクリプト・ランド氏は指摘した。同氏はこのシグナルがビットコインの「大幅な上昇」を示唆していると述べた。

クジラの動きも底打ちシナリオを裏付け

オンチェーンデータでも、こうしたマクロ見通しを裏付ける動きが確認されている。

例えば、1000BTCから1万BTCを保有するウォレットは、最近の価格下落局面で再び買い集めを開始している。この動きは過去の市場底付近で見られた行動と似ている。

実際、同じ保有層は2023年初めの価格安値付近で買い始め、その後ビットコインは350%上昇した。

同様の大口投資家の蓄積フェーズは2017年や2020年の強気市場の前にも確認されている。この状況は、ビットコインが一部のアナリストの予想より早く底を打つ可能性を高める。

テクニカル指標も10万ドル回復を示唆

ビットコインの週足チャートにも、反発の初期兆候が見られる。

過去1か月の間、弱気派はBTCを100週間単純移動平均線(100週SMA、青線)より明確に下へ押し下げることができなかった。この水準は過去のサイクルでも価格の底を示すラインとして機能してきた。

BTC/USD 週足チャート Source: TradingView

2020年3月にこのラインをテストした後、ビットコインは1000%以上の上昇をみせた。2019年にも同様の反発が起き、その後300%以上の上昇につながった。

さらに、BTCの相対力指数(RSI)は30を下回る売られすぎ圏に入っている。価格が短期間で大きく下落したことを示しており、反発の可能性を高めるシグナルとされる。

200週間SMAから明確に反発すれば、BTC価格は8月までに10万ドル付近へ向かう可能性がある。この水準では50週間SMAとフィボナッチ1.618水準が重なる。

一方で、一部のアナリストはビットコインが7万8000ドルのレジスタンスを突破できなければ、ブルトラップになる可能性もあると警告している。この水準は強気トレンド転換の重要なラインとなる。

現物価格の下側では、6万8300ドル付近の200週間指数平滑移動平均線と、6万ドルから6万5500ドルのサポートゾーンが注目される。

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