ソラナのネイティブトークンであるSOL(SOL)は、先週水曜日に93ドルで上値を抑えられた後、11%の調整に直面した。過去1週間、SOLは仮想通貨市場全体に劣後し、80ドルのサポートを複数回試す展開となっている。ネットワーク手数料も過去2カ月で低下しており、トレーダーの間では75ドル再テストへの懸念が高まっている。

ソラナの総ロック資産(TVL)は63億ドルで、イーサリアムの541億ドルと比べると依然として大きな差がある。一方で、過去30日間のネットワーク手数料は主要競合を80%上回っている。この差は主に、イーサリアムがレイヤー2ロールアップを促進するため、一時的なデータ「ブロブ」を活用してコスト削減を図っていることに起因する。

ソラナのネットワーク手数料は3月に1850万ドルとなり、1月の3000万ドルから42%減少した。この減少の大半は分散型取引所(DEX)の取引高低下によるものだ。DefiLlamaのデータによると、ソラナのDEX取引量は555億ドルまで落ち込み、2024年9月以来の低水準となった。

一方、イーサリアムのDEX取引高は3月に410億ドルとなり、2カ月前から23%減少した。ただし、Base、アービトラム、ポリゴン、オプティミズムなどのレイヤー2を含めると、イーサリアムのDEX市場シェアは1月の33%から3月には42%へと上昇している。ソラナの優位性は徐々に揺らぎつつあり、これが現在のSOLの弱気モメンタムの一因となっている。
DApp収益が80ドル防衛の鍵
DEX取引高が減少する一方で、過去30日間に100万ドル以上の収益を上げたDAppの数では、ソラナに匹敵するネットワークは存在しない。この点は開発者にとって強いインセンティブとなっており、パンプ、ヘリウムネットワーク、OREプロトコルなどを通じてユーザー回帰の機会を生んでいる。
プロトコル収益は投資家の関心を引き付ける重要な要素であり、健全なエコシステムはSOLの上昇余地を支える基盤となる。

ソラナは過去30日間で13のDAppが100万ドル以上の収益を記録し、首位を維持している。これに対し、2位のイーサリアムは11、BNBチェーンとBaseはいずれも4にとどまる。
したがって、DEX取引高の低下や手数料減少だけを理由に、SOLが75ドルを再び試すと断定する材料は乏しい。
DEX活動はネットワーク手数料の主要な源泉ではあるが、ソラナエコシステムにおけるプロトコルの持続性は、投資家の関心が依然として維持されていることを示している。
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