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Yashu Gola
執筆者:Yashu Golaスタッフライター
Allen Scott
校閲:Allen Scottスタッフ編集者

イーサリアム、オンチェーン指標が25%上昇を示唆 2600ドル台が分岐点に

イーサリアム、オンチェーン指標が25%上昇を示唆 2600ドル台が分岐点に
市場分析

イーサリアム(ETH)は、大口保有者(クジラ)が2月初旬以来初めて含み益に転じたことで、今後数カ月で約25%上昇する可能性がある。

クジラ指標が底打ちを示唆

クリプトクオントのデータによると、10万ETH以上を保有するウォレットの未実現損益比率が再びプラス圏に転じた。つまり、このクジラ勢は全体として含み損の状態から脱したことになる。

ETH whales unrealized profit ratio (100K+). Source: CryptoQuant

オンチェーンアナリストのCW氏は、過去に同様の「利益状態」への転換が上昇トレンドの起点となってきたと指摘する

この指標がプラスに転じた後、ETHは平均で3カ月後に約25%上昇し、6カ月後には約50%、1年後には約300%の上昇を記録してきた。

これは、クジラが含み益に戻ることで売り圧力が弱まり、同時に市場全体の信頼感が強まることを示唆している。

過去のパターンが維持されれば、ETHは6月までに2750ドル付近、9月までに3200ドル超へ向かう可能性がある。

ただし、この指標は万能ではない。例えば2018年には、同様の転換後にETHは1カ月で17.5%下落し、最終的には約70%の下落となった。

オンチェーン分析、上値は2640ドル付近に制約

別のオンチェーン指標も、イーサリアムの回復シナリオを補強している。

グラスノードのデータによると、ETHは最も低いMVRV偏差帯(青)から反発しており、2022年第2四半期や2025年第2四半期と類似する動きとなっている。当時はいずれも割安圏から回復し、実現価格を上回る上昇につながった。

ETH MVRV extreme deviation pricing bands. Source: Glassnode

現在のETHは実現価格(紫)である2353ドルを下回っており、この水準が最初の重要な回復ラインとなる。この水準を突破すれば、マイナス0.5シグマ帯(緑)である2640ドル付近まで上昇余地が広がる。

一方で、実現価格を回復できなければ、最下位偏差帯付近の1651ドルへの再テストリスクが残る。

テクニカル面でも2600ドル超えを示唆

テクニカル面では、ETHは上昇トライアングルを上抜けた後、旧レジスタンスのトレンドラインまで押し戻されている。

こうした再テストはブレイクアウト後によく見られる動きであり、従来の抵抗線が新たな支持線として機能するかを確認する局面となる。

ETH/USD daily chart. Source: TradingView

このラインがサポートとして維持されれば、ETHはトライアングルのターゲットである2625ドル付近、もしくはそれ以上への回復が見込まれる。

この水準は、グラスノードのMVRVバンドが示すオンチェーン上の回復レンジとも重なり、強気シナリオの裏付けとなる。

一方で再テストに失敗すれば、ブレイクアウトの構造は弱まり、1950〜2000ドルの下方サポートゾーンへの下落リスクが高まる。

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