ビットコイン(BTC)は月曜の欧州時間に一時7万1000ドル台へ反発した。トランプ大統領がイランの電力インフラへの攻撃を延期すると表明したことが背景にある。
週末の下げを一掃
TradingViewのデータによると、BTC価格は60分で最大4.7%上昇し、日中高値7万1500ドルを記録。過去3日間の下落分をすべて取り戻した。BTC/USDが7万1000ドルを上回ったのは3月19日以来となる。

トランプ大統領がイラン政府との「非常に良好で生産的な協議」を受け、イランの発電所やエネルギーインフラへの攻撃を5日間停止すると発表。BTC価格はこれに反応した。

この動きについて、コインビューローのニック・パクリンCEOは「これがいわゆる『TACOポンプ』だ」とコメントした。
この上昇に伴い、1時間で約2億7000万ドルのショートポジションが清算され、そのうちビットコイン関連は1億2000万ドルを占めた。
過去24時間の仮想通貨市場全体の清算額は7億8100万ドルに達した。

金は下げをほぼ取り戻し、ドル指数(DXY)は99.3まで低下した。
主要なマクロ要因である原油は急落し、日中高値110ドルから最大16%下落して92ドルまで下げた。WTI原油も一時85ドルを割り込み、2025年後半以来の大幅下落となった。

ただし、イラン当局は協議報道を否定し、米国とイスラエルの行動停止がなければ進展はないとの立場を改めて示した。
CMEギャップ7万ドルを埋める 次は8万ドル視野
週初に形成されていた7万ドル付近のCMEギャップは、今回の上昇で埋められた。トレーダーの関心は次のターゲットである8万ドル付近へ移りつつある。

一方、清算ヒートマップでは7万2000ドル未満の売り注文が吸収されつつあることが示されている。この水準を上抜ければ、次の主要流動性が集まる7万5000ドルへの上昇が視野に入る。

下値では「6万4000〜6万5000ドルが注目水準」とアナリストのダーン・クリプト・トレーズ氏は指摘。「足元では下落への警戒感が強く、ここ数日で多くの市場が売り込まれてきた」と述べた。
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