ビットコイン(BTC)は、機関投資家が日次の新規供給量の5倍以上を吸収していることから、6月までに9万6000ドルへ上昇する可能性がある。キャプリオール・インベストメンツ創業者のチャールズ・エドワーズ氏が指摘した。
供給圧迫で平均24%上昇の傾向
エドワーズ氏は月曜日の投稿で、機関投資家が「ビットコインの新規供給の500%以上を吸収している」と述べた。

2024年4月の半減期以降、ビットコインの新規発行は1日あたり約450BTCで推移しており、供給の増加率(ROC)は約0.0022%と低水準にとどまっている。
一方で、機関投資家の購入ペースのROCは約0.0139%と、供給の伸びを5倍以上上回っている。
こうした需要拡大の背景には、現物ビットコインETFへの資金流入の再開や、マイケル・セイラー氏率いるストラテジーによる継続的な購入がある。4月には約7万BTCが追加購入され、同期間の新規発行約1万3500BTCを大きく上回った。

エドワーズ氏は「これまで同様の状況では、その後1週間で価格が急上昇している」とし、「過去の平均では1カ月で約24%上昇しており、この場合は9万6000ドル付近に到達する計算になる」と述べた。
同氏によると、機関投資家の吸収量が日次供給の500%を超える局面では、過去に平均約24%の上昇が確認されており、現在の価格水準からは6月に9万6000ドル前後が視野に入る。
同様の見方は、ミカエル・ファン・デ・ポッペ氏も示しており、現物ETF需要の回復やテクニカル要因を背景に、ビットコインは「容易に」9万5000ドルへ到達する可能性があると指摘している。
中規模投資家も積極的に蓄積
オンチェーンデータによると、供給圧迫はETFや企業だけにとどまらない。
グラスノードのデータによれば、100〜1000BTCを保有する「シャーク(鮫)」と呼ばれる層は、過去30日で6万1000BTC以上を蓄積した。
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さらに、10〜100BTCを保有する「フィッシュ(魚)」や、1〜10BTCの「クラブ(蟹)」といった小口投資家も同期間に純買い越しとなっている。
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中規模投資家と個人投資家の双方が供給を吸収しており、この需要が継続すれば、数週間以内に9万6000ドルへ到達する可能性が高まる。
一方で、弱気の見方も残る。一部のトレーダーからは弱気フラッグパターンの形成を指摘する声があり、注意が必要だ。
トレーダーのビットブル氏は月曜日の投稿で、ビットコインが上限トレンドラインから反落した場合、6万〜6万2000ドルまで下落する可能性があると指摘した。
さらに下限ラインを割り込めば、5万ドルを下回る展開もあり得るとしている。

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