市場アナリストによれば、ビットコイン(BTC)は火曜日に7万2000ドルを上回り7%上昇した後、基調を強めており、マクロ環境の改善を背景に9万ドルへの上昇が視野に入っている。
BTC価格は「強気構造」を構築
今回の上昇により、ビットコインは重要なサポート水準を回復した。特に200週間指数平滑移動平均線(EMA)と50日間単純移動平均線(SMA)が重なる6万8000ドル付近のゾーンを取り戻している。
MNキャピタル創業者のマイケル・ヴァン・デ・ポッペ氏は水曜日の投稿で、「ビットコインは重要な7万1000ドル水準を突破し、強気構造を形成している」と指摘した。
同氏はさらに、次の重要なレジスタンスゾーンは8万ドルであり、9万ドルに向けた回復を確実にするためには7万ドルのサポート維持が必要と述べた。
「これにより、高値・安値ともに切り上げる構造が強まり、上昇モメンタムが継続する」

テクニカルの観点では、BTC/USDは火曜日に7万ドルの上限トレンドラインを突破し、対称トライアングルのブレイクを裏付けつつある。
この水準を日足終値で上回ればブレイクアウトが確定し、次のレジスタンスは7万6000ドルのレンジ高値となる。
その上では8万ドルの抵抗帯が控えており、これを突破すれば対称トライアングルのターゲットである9万ドル(現在価格から約25%上)に向かう展開となる。

日足の相対力指数(RSI)は2月6日の15から56まで上昇しており、強気モメンタムの強まりを示している。
ビットコイン強気派が「積極的に買い」
取引高ベースで最大の仮想通貨取引所であるバイナンスの指標によれば、買い手が優勢となりつつあり、ビットコインに対する強気センチメントの回復が示唆されている。
バイナンスのテイカーバイボリューム(市場成行の買い注文総額)は、火曜日の米国とイランの停戦合意を受け、2時間で27億ドル増加した。
クリプトクオント寄稿者のダークフォスト氏は4月8日のノートで「発表前後のわずか2時間で、デリバティブ市場に12億ドルと15億ドル、合計27億ドルのテイカーバイボリュームが流入した」と述べた。
「この急激な改善により、投資家は短期的なポジション調整が可能となり、ビットコインにとって建設的なシグナルとなる」

この流動性の流入は、デリバティブ市場における買い手と売り手の不均衡を示すネットテイカーボリュームでも裏付けられている。
クリプトクオントのアナリストであるアムル・タハ氏は、「バイナンスにおけるビットコインの累積テイカーボリュームは10億2000万ドルに達し、3月17日以来の高水準となった。ビットコインへの積極的な買いの急回復を示している」と述べた。
「これはバイナンスのトレーダーが仮想通貨固有のニュースだけでなく、マクロ環境の改善を背景に積極的に買いを入れていることを示唆する」

一方、ビットコインのコインベース・プレミアム指数もプラス圏に転じており、長期間のマイナス状態を経て米国投資家の需要が回復していることを示している。

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