ビットコイン(BTC)は金曜日、イランによるホルムズ海峡の石油輸送ルート閉鎖報道を受け、約3週間ぶりの安値圏に接近した。
月末に向けレンジ下限を試す展開
TradingViewのデータによると、BTC価格はウォール街の取引開始前に6万6500ドルを下回った。

米国株先物は下落基調となり、米WTI原油は1バレルあたり97ドルに接近するなど、地政学的緊張の高まりが市場を圧迫している。
CoinGlassのデータでは、BTC/USDは6万5000ドルまで広がる買い注文の流動性ゾーンを削りつつあり、7万ドル付近には厚い売り注文が存在し、上値を抑えている状況だ。

トレーダーのジェレ氏は前日に「7万〜7万1000ドルは再びレジスタンスとして確認された」とXで分析した。
さらに「下方には依然として多くの流動性が積み上がっており、市場の底では通常見られない状況だ。この流動性はいずれ吸収されると見ている」と述べた。

今週を通じて観測されている流動性取り込みの動きが、引き続き市場のテーマとなっている。
仮想通貨トレーダーのミカエル・ファン・デ・ポッペ氏も、3月の月足確定に向けてさらなる下落が進む可能性に言及した。
同氏はXで「現在は安値を一掃する動きが想定されており、さらなる弱さが出ても驚かない」と述べた。
その上で「その場合、6万ドル前半の水準での買いに関心を持つ」との見方を示した。

弱気ターゲットは4万1000ドルを示唆
より長期の時間軸では、2026年に入って2度目となる弱気フラッグ形成からの下方ブレイクの可能性に注目が集まっている。
1月にも確認された同様のパターンでは、5万ドル割れのターゲットが示されていた。
ベテラントレーダーのピーター・ブラント氏は水曜日、「ビットコインは上昇ウェッジによる売りシグナルを形成しつつある」と警告した。

トレーダーのアーロン・ディシュナー氏も、弱気フラッグに基づき、弱気見通しを示した。
同氏は「BTCは弱気フラッグのシナリオ通りに動いている。日足では昨日クラウドを下抜け、本日もその下で始まった。現在の下落はわずか0.32%だが、回復ではなく迷いの動きだ」と指摘した。
さらに「1月14日の高値から2月6日の安値までの値幅を現在のフラッグ構造に当てはめると、下値目標は4万1000ドルとなる」と述べ、さらなる下落余地を示唆した。
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