ビットコイン(BTC)は月曜日、3カ月ぶり高値となる8万500ドルに到達し、1月31日以来初めてこの水準を試した。8万ドル突破により、BTC価格は短期保有者の平均取得価格である約8万1486ドルに迫っており、ここが次の上値抵抗となる。上昇継続には、この水準を日足終値で上回り、8万ドルを支持として定着させることが重要だ。
8万1500ドル突破でトレンド確定の可能性
ビットコインが8万ドルに到達したことで、短期保有者の実現価格である約8万1486ドルの直下に位置している。この指標は過去155日間に移動したコインの平均取得価格を示し、直近の買い手が損益分岐点を超えるかどうかの目安となる。
日足で8万1500ドルを上抜ければ、これらの保有者は再び含み益に転じ、売り圧力の低下につながる可能性がある。仮想通貨アナリストのクレイジーブロック氏によると、短期保有者の損失は約マイナス2.17%まで縮小しており、上値の供給帯が薄くなりつつある。一方、長期保有者は約27%の含み益を維持しており、積極的な売却は見られていない。

損益率を示すSOPR(Spent Output Profit Ratio)は0.99から1.097へ上昇しており、コインが再び利益圏で移動していることを示す。これは主に長期保有者による動きだ。
取引所への入金データもこの流れと一致する。最近の入金の約97.2%は短期保有者によるもので、1BTCから1000BTCを保有するウォレットが約58%を占めている。
取引所への流入は4月24日に3万5649BTCでピークをつけた後、5月3日には3895BTCまで減少した。この減少により短期的な売り圧力は弱まり、コスト水準を上回れば8万ドルを維持しやすくなる。
8万ドル下で供給積み上がり
ビットコイン研究者のアクセル・アドラー・ジュニア氏によると、直近では8512BTCの純流入があり、4月27日と4月30日に増加が見られた。ただし価格は大きく下落せず、需要が供給を吸収していることを示している。

その後、5月1日から3日にかけて流入は269BTCとほぼ中立水準まで落ち着いた。短期の平均はプラス圏を維持する一方、長期の平均はゼロ付近にあり、動きは短期的な上昇にとどまっている。
取引所のBTC残高は週ベースで5773BTC増加し、268万5541BTCとなったが、4月30日以降はやや減少している。アドラー氏は、これらのコインは積極的に売却されておらず、需要が鈍化した場合には上値での圧力となる可能性があると指摘した。
一方、トレーダーのアルディ氏は、BTCが約7万9600ドル付近のブレイクアウト流動性を再テストしていると指摘。この水準を維持すれば、次の供給ゾーンである8万4000ドルに向けた上昇が続く可能性がある。

ただし、8万ドルを下回ると、新規資金の平均取得価格である約7万6500ドルが次の焦点となり、ブレイクアウト失敗の可能性が高まる。
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