ビットコイン(BTC)は水曜日、7万9472ドルの月間高値に到達した。2025年4月以来、28日間のリターンとしては最も強い上昇となる。このラリーは、市場ポジショニング指標の転換とレバレッジ利用の急増と一致している。
市場ポジショニング指標と未決済建玉(オープン・インタレスト)を組み合わせて見ると、新規ポジションの積み増しが進んでおり、BTCが新たな高値を目指す動きに影響を与えている可能性がある。
レバレッジ上昇でBTCポジション拡大
ビットコイン研究者のアクセル・アドラー・ジュニア氏は、ビットコインのポジショニング指数が上昇に転じたと指摘する。30日平均は2月の-10.9から4.5まで上昇した。この指標は、ネットのテイカーフローの方向性、未決済建玉のトレンド、資金調達率、取引所残高を組み合わせたものだ。

3月下旬以降、0.4から現在の水準まで着実に上昇しており、価格トレンドを崩すことなく一貫した改善が続いていることを示している。
未決済建玉の増加も同様の傾向を裏付ける。30日間の変化率は+14.5%で、直近30セッションのうち23セッションがプラスで引けた。ポジショニングの上昇と未決済建玉の拡大は、デリバティブ市場への新規資金流入を示唆する。

過去24時間では、未決済建玉の合計も6.7%増加し26万BTCに達した。一方で、週末にはレバレッジが10.7%低下する場面も見られた。
注目されるBTCの重要水準
ビットコインは、2025年10月の約12万6000ドルの高値から続く下降トレンドラインを上抜け、100日間指数平滑移動平均線(EMA)を回復した。これは上位時間軸において、弱気から中立〜強気へのトレンド転換を示す動きだ。
現在、8万1000ドルが最初の試金石となる水準だ。小さなフェアバリューギャップが存在し、流動性の偏りを示している。この水準で価格が維持されれば、買い手がより高値を受け入れているサインとなる。

その上では、8万8000ドルが供給ゾーンとして意識される。特に8万8000〜9万1000ドルのレンジは、過去に大規模な分配が行われた重要な供給帯だ。
このゾーンでは、多くの保有者が損益分岐点付近、あるいはわずかな含み益の状態にある。そのため価格が再びこの水準に接近すると、売買活動が活発化しやすい。
さらに、3〜6カ月保有者の実現価格は9万1600ドルに位置しており、このゾーンが重要な判断ポイントであることを裏付けている。
このレンジを持続的に上抜ければ、強い需要を示すシグナルとなる。上方の供給を吸収し、ビットコイン価格がさらなる上昇に向かう可能性が高まる。
仮想通貨アナリストのクレイジーブロック氏は、7万2000〜7万5000ドルのゾーンがサポートゾーンとして機能していると指摘する。この水準は中期保有者の実現価格が集積している。この価格帯を下抜ければ、含み損の供給が増加し、反応的な売りを誘発するリスクが高まる。

一方、上昇局面では8万3000〜8万5000ドルが短期保有者の利確ゾーンとなる。このレンジを上抜ける強さを見せれば、買い手が供給を吸収し、上昇モメンタムの強化につながる。
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