金曜日のウォール街取引開始時、ビットコイン(BTC)は8万ドルの回復に苦戦した。米国の強い雇用統計が逆風となった。
ビットコイン、8万ドルの行方は不透明
TradingViewのデータによると、BTC価格は依然として不安定で、買い手と売り手が重要な8万ドル水準付近で激しい値動きを引き起こしている。

米国の非農業部門雇用者数(NFP)は、イラン戦争によるインフレ圧力が続く中でも、4月に予想を大きく上回る雇用増加を示した。
米労働統計局は11万5000人の雇用増加を報告し、予想の6万5000人を大きく上回った。
同時に発表された声明では、「2月の非農業部門雇用者数は13万3000人減から15万6000人減へと2万3000人下方修正され、3月は17万8000人増から18万5000人増へと7000人上方修正された」と述べられている。
「これらの修正により、2月と3月を合わせた雇用者数は従来の報告より1万6000人少ない」

失業率は4.3%で横ばいだった。
これらの数値を受け、ビットコインは一時下落した。経済の強さが示されたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を緩和する必要性が低下するとの見方が広がったためだ。
コインテレグラフが報じた通り、FRBは直近のFOMC会合で、状況は引き締めに適しており、利下げの可能性は低いと明確にしている。
CMEグループのFedWatchの最新データは、6月17日の次回会合で利上げの可能性があるとの市場予想を反映している。

BTC価格は「健全な強気のバックテスト」か
トレーダーの間では、最近の上昇が長続きしない可能性を認識しつつも、慎重ながら楽観的な見方が広がっている。
ダーン・クリプト・トレーズ氏は最新のX分析で「前回の保ち合いの高値を再テストしている。ここまでは良い反発だが、強気派が維持すべき重要な水準だ」とまとめた。

トレーディングアカウントのクリプティック・トレーズは、ビットコインが2つの日足移動平均線で構成される強気市場サポートバンドを再テストしていると指摘した。
「現時点では、上昇継続前の健全な強気のバックテストに見える」と同アカウントは述べた。

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