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William Suberg
執筆者:William Subergスタッフライター
Ray Salmond
校閲:Ray Salmondスタッフ編集者

ビットコイン底値は5万5000ドル前後 2026年後半に「最終調整」か=アナリスト

ビットコイン底値は5万5000ドル前後 2026年後半に「最終調整」か=アナリスト
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ビットコイン(BTC)は2026年後半に約5万5000ドル付近で底を打つ可能性があるとの新たな予測が示された。

MVRV Zスコア、5万5000ドルを示唆

オンチェーン分析企業クリプトクアントは金曜日のQuicktakeブログで、ビットコインの次の底値までのタイムラインを提示した。

寄稿者のサニー・マム氏は「弱気市場の底打ちは消耗戦である」と指摘した。

「データは現在が中間地点であることを示唆しているが、最終的な『投げ売り』はまだ残っている可能性が高い。歴史は繰り返さないが、しばしば韻を踏むと言われる通りだ」と述べた。

クリプトクアントは、次の弱気市場の底がまだ先にあるとする根拠として、3つのオンチェーン指標を挙げた。その1つがMVRV(市場価値対実現価値)Zスコアである。

MVRVは、BTCが最後に移動した価格と、全供給量の市場価値(時価総額)を比較する指標である。Zスコアはその比率を時価総額の標準偏差で割ることで、特定の価格水準における「割高」および「割安」領域を明確に示す。

分析では「この評価指標は冷却しているものの、まだマイナス圏(割安ゾーン)には入っていない」と指摘した。

「歴史上のすべての底値では、このスコアはゼロを下回っていた。現在の市場は冷却段階にあるに過ぎず、まだ絶望的な局面ではない」としている。

ビットコインのMVRV Z スコア Source: CryptoQuant


MVRV Zスコアが最後にゼロを下回ったのは、2022年の弱気市場の底打ち局面である。サニー・マム氏は、今年10月から12月にかけて同様の展開が再現される可能性を指摘した。

「目標は5万5000ドルから6万ドル。MVRV Zスコアがゼロ未満となる水準と一致する」と結論付けた。

底打ち後は2年の蓄積フェーズへ

コインテレグラフは1月、2年ローリングのZスコアが過去の弱気市場の底値や極度のストレス局面をすでに下回っていると報じている

当時、仮想通貨トレーダーのミカエル・ヴァン・デ・ポッペ氏は、ビットコインがマクロ的な下落局面の「終盤に近い」との見方を示していた。

一方、クリプトクアントの分析では、次の強気相場のピークは2029年後半になる可能性が高いとされる。

「2026年後半の底打ち後、約2年間の蓄積フェーズが続くと想定される」と説明した。

さらに2028年4月の半減期を踏まえ、「市場は通常、半減期後12〜18カ月でピークを迎えるため、次の放物線的上昇は2029年後半となる可能性が高い」としている。

Bitcoin Price, Markets, Market Analysis
ビットコイン価格サイクルデータ Source: CryptoQuant

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