ビットコイン(BTC)は、弱気のチャート構造とバイナンスにおけるクジラの動きが重なり、2月にかけてさらに下落する可能性がある。
弱気ペナント形成、20%下落の可能性も
ビットコインは日足チャート上で、弱気ペナントとみられるパターンを描いている。
弱気ペナントは、急落の後に価格が収束するトレンドライン内で保ち合いを形成するパターンで、通常は初動の下落幅に近い規模の再下落につながる傾向がある。

BTCチャートでは、6万ドル付近までの急落後にこの構造が出現。その後、価格は主要移動平均線の下で推移しながら三角形状に収束しており、勢いの弱さを示している。
ペナント下限を明確に割り込めば、2月中にも5万6000ドルを下回る動きが視野に入る。現在水準から約20%の下落となる計算だ。
一方で、ペナント上限かつ20日間指数平滑移動平均線(20日EMA、緑色ライン)である約7万2700ドルを上抜ければ、この弱気シナリオは無効化される可能性がある。
バイナンスでのクジラ流入、売り圧力示唆
クリプトクオントのデータによると、火曜日時点でビットコインのクジラ流入比率(7日平均)は0.619と過去最高を記録した。月初の0.40から大きく上昇している。
この指標は、上位10件のBTC入金額が取引所全体の入金額に占める割合を示すもの。アナリストのDarkfost氏は、この上昇をクジラによる売り圧力の高まりと解釈している。

ビットコインの底値は近いか
一方で、マトリックスポートのシグナルは短期的な下落シナリオに対する対抗材料となっている。
今週時点で、マトリックスポートのセンチメント指数は底打ちの可能性を示唆。21日移動平均線がゼロを下回った後、上向きに転じている。

歴史的にこの組み合わせは「持続的な底」と重なる傾向があり、売り手の勢いが枯渇しつつある可能性を示している。
もちろん、もう一段の下振れを完全に排除するものではないが、本格的な崩れが起きる前にリリーフラリーが入る確率は高まっている。

